欧州株:下落、米下院議長の対シリア攻撃支持で
9月3日(ブルームバーグ):3日の欧州株式相場は下落。米製造業指標が予想を上回ったものの、オバマ大統領が要請した対シリア行動に対し、ベイナー米下院議長が支持を表明したことが売りを誘った。
英携帯電話サービスのボーダフォン・グループは5%安。米携帯合弁会社の持ち株を1300億ドルで売却する合意案の詳細に株主の注目が集まった。一方、ノキアは34%の大幅高。米マイクロソフトがノキアの携帯電話事業を54億4000万ユーロで買収する合意が好感された。スイスの免税店運営会社、デューフライは3.4%上昇。ブラジルでの契約獲得が買い材料。
ストックス欧州600指数 は前日比0.4%安の301.78で終了。一時は0.7%安となった。イスラエルが地中海でミサイル防衛システムの試験を米国と共同で行ったことが背景にある。
ミラボー・セキュリティーズ(ジュネーブ)のバイスプレジデント、ジョン・プラサード氏は「好調な米経済指標で相場は大きく上げるべきだが、別の要因から投資家はより慎重になっている」と述べ、「午前中に見られたように、シリアをめぐって市場は引き続き慎重かつ不安定となっている」と続けた。
米供給管理協会(ISM)が発表した8月の製造業総合景況指数は55.7と、前月の55.4から上昇した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は54。同指数で50は活動の拡大と縮小の境目を示す。
3日の西欧市場では18カ国中11カ国で主要株価指数が下落。仏CAC40指数と独DAX指数は0.8%それぞれ下げ、英FTSE100指数は0.6%安となった。
原題:European Stocks Decline as Boehner Gives Support to SyriaAction(抜粋)
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更新日時: 2013/09/04 02:23 JST