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インドでモノレールを売り込み9月3日 23時7分
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大都市の鉄道インフラの整備計画が進むインドで、日本のモノレールなどを売り込むセミナーが開かれ、日本企業の担当者が安全性や技術力の高さをアピールしました。
インドでは、都市部の人口が今の4億人から10年後には6億人に増えると予測され、地下鉄やモノレールなど鉄道インフラの整備が急がれています。
こうしたなかで、モノレールなどの建設の受注を目指して国土交通省が3日、ニューデリーで初めてセミナーを開き、日本側から東京モノレールや日立製作所が参加しました。
セミナーで日立の担当者は、日本のモノレールは技術力が高く安全で遅れも少ないことや、地下鉄と比べて建設費が安いことなどをアピールしました。
インド側からは政府関係者などおよそ100人が参加し、インドのナート都市開発相は「モノレールなどは日本とインドの重要な協力の分野になる」と述べ、日本の技術の導入に期待を示していました。
新興国インドでは、デリー州で300億円規模のモノレールの建設計画があるほか、マレーシアの企業がムンバイで建設を受注するなど、各国の受注競争も活発になっています。
日本政府としては、円借款の活用も促しながら受注を獲得したい考えで、セミナーに参加した国土交通省の梶山副大臣は「インドはインフラが未発達の大きな市場だ。しっかりとインフラ需要を取り込んでいきたい」と話していました。
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