女子生徒の携帯電話を奪って捨てたか

9月4日 6時9分

三重県朝日町の空き地で中学３年生の女子生徒が殺害されているのが見つかった事件で、女子生徒の携帯電話は遺体から数メートル離れたところに落ちていたことが、警察への取材で分かりました。
複数の指紋が検出されていることから、警察は犯人が奪って捨てた可能性もあるとみて調べています。

先月２９日、三重県朝日町の空き地で四日市市の中学３年生、寺輪博美さん（１５）が殺害されているのが見つかり、現金が奪われていたことから、警察は強盗殺人事件として捜査しています。
女子生徒は先月２５日、歩いて帰宅していた午後１０時５５分ごろに友人と携帯電話でメッセージのやり取りをした直後に襲われたとみられています。
警察によりますと、女子生徒の財布やバッグは遺体のそばで見つかりましたが、携帯電話だけは遺体から数メートル離れたところに落ちているのが見つかったということです。
携帯電話からは複数の指紋が検出されているということで、警察は犯人が女子生徒から携帯電話を奪って捨てた可能性もあるとみて、引き続き調べています。