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【モータースポーツ】【WTCC特集】激戦支えるワンメークタイヤ「YOKOHAMA」 過密な使用に耐え環境にも配慮2013年9月4日 11時45分 21、22日第10戦日本ラウンド
ワンメークのコントロールタイヤ制度を採用している世界ツーリングカー選手権(WTCC)でサプライヤーを務めるのは日本の横浜ゴムだ。シリーズ創設2年目の06年から専用タイヤの供給を始め、国際自動車連盟(FIA)や主催者、チーム/ドライバーとの信頼関係を構築。すでに2015年までの供給継続が決定している。 WTCCには駆動方式の異なる多くの車種が参加するうえ、転戦する各地のサーキットは路面温度が0℃から60℃まで大きく変化。路面の状況も大きく異なるなどタイヤの使われ方は過酷そのもの。コントロールタイヤにはこうした状況に年間を通じて安定した性能を平等に発揮することが求められる。 そこでヨコハマでは専任プロジェクトを設けて専用タイヤを開発。2010年からは「オレンジオイル」を配合した「エコレーシングタイヤ」を供給している。オレンジオイルはオレンジの皮から抽出した成分で、タイヤのトレッド面のゴムに配合。従来は石油系オイルが使われていたが、環境への配慮から石油系の成分が少ないオイルに置き換えたものだ。天然系の材料のためゴムとのなじみが良く、しなやかになることでタイヤのグリップが向上。 この特性を生かして、その分耐久性に優れたゴムを使うなど全体の性能を高めたもので、環境性能を向上させながらレーシングタイヤに必要なグリップ力を確保した。この技術は横浜ゴムの基幹技術の一つとして、各種の市販タイヤにもフィードバックされている。 ブースだってイケてるぜ!! 新生代タイヤを体感せよ
○…WTCC開催中に鈴鹿サーキット内にYOKOHAMAブースが開設される。会場にはヨコハマタイヤ・ホイールの全商品が展示されるのをはじめ、ADVANグッズ販売、チューニングカーやADVANカラーのF3000の車両展示も行われる。F3000には子供は乗車しての写真撮影が可能だ。 ○…低燃費と優れたウエットグリップを両立させたヨコハマタイヤの新世代低燃費タイヤ「BluEarth」の体感試乗会が鈴鹿サーキット内の交通教育センターで開催される。会場では傾斜路面からブレーキを離して転がり出し、自然に止まるまでの距離を測り、低燃費タイヤの転がり抵抗の小ささを実証する「転がり実験」やぬれた路面でのブレーキの効き具合を体験する「ウエット制動体験」などを実施。「BluEarth」の高性能が体感できる内容だ。
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