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中国工場の労働者が米幹部閉め出し、買収による失業恐れ抗議

2013年 09月 3日 15:12 JST
 
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[上海/ムンバイ 2日 ロイター] - 米タイヤメーカー、クーパー・タイヤ・アンド・ラバー(CTB.N: 株価, 企業情報, レポート)の中国山東省にある合弁企業の工場で、労働者が米国人の幹部を閉め出したことが分かった。インドのアポロ・タイヤ(APLO.NS: 株価, 企業情報, レポート)によるクーパー買収への抗議が目的だとしている。

合弁企業の労働組合は、買収が中止されない限り抗議を続けるとし、外国人幹部は「傷害を受ける」可能性もあると警告。労働者らは買収によって失業する可能性があるとしている。詳細は明らかになっておらず、クーパーからのコメントは得られていない。

アポロは6月にクーパーを約25億ドルで買収することで合意したが、同工場ではストが発生 。労組によると、工場は8月17日に操業を再開したが、労働者はボイコットを続けている。

クーパーの合弁相手の中国企業Chengshan Groupも買収に反対しているという。

クーパー買収は今月30日に同社の株主投票にかけられる見通し。

 
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