今日は餃子屋さんでした
途中から具が無くなっちゃって、ヤクザな餃子を作って遊んでた
梅干しとグミの餃子は悲しい味がした
５時間、700円＋ビールのお仕事です

餃子を作っていたら、先日、君は芸術はファンタジーだってツイートしていたけど...と話しかけられた
彼曰く、現実をつきつける芸術だってあるわけで、だそうだ
確かにそうだ
考えていなかったこと、突然言われたから私、びっくりしちゃって適当に話をずらしてしまった
いつもの悪い癖だ

だけどそのあとずっと、このことについて考えてたら、現実をつきつける芸術、それもまたファンタジーなのではないだろうかと思った
私たちの生活は嘘と本当で成り立っている
ゲーム、ドラマ、映画、漫画、小説、コマーシャル、都合の悪いことは報道しない国家、今週のトップ10...
そんな嘘だらけで、
だけど、あの子の流した涙は偽物じゃないし、親が子を思う気持ち、殺人に至るまでの容疑者Aの狂気、恨み、不安だって本物だ

だから、本当を否定するための芸術も嘘を否定するための芸術もファンタジーだよ
ファンタジーって言葉だと語弊があるのかもしれないけど
たとえば、音楽を聞いて町を歩けば景色は変わるでしょ？
そういうこと
私にこの問いかけをした彼は良いライブをしていた