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最終更新:2013年9月3日(火) 5時32分

カネボウ「美白」被害、回収決定後も1週間近く出荷

 カネボウの美白化粧品で肌がまだらに白くなるなどの被害が出ている問題をめぐり、カネボウが自主回収を決めた後も、対象の商品の出荷を1週間近く続けていたことが、新たに分かりました。

 カネボウによりますと、白斑被害の問題を受けて、今年6月28日の社内の臨時会議で対象製品を自主回収することを決定しました。しかし、公に回収を発表した7月4日まで1週間近く出荷を続け、自主回収を知らされていなかった販売店側は、対象商品を通常通り販売していたということです。

 カネボウはこれについて、「自主回収に対応できる態勢が整う前に出荷を止めてしまうと、情報が外部に漏れて混乱が起こる可能性があった」と説明していますが、結果的に被害の拡大を招いた可能性もあります。(03日00:55)

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