ごはんができたよ

同じような音楽、ファッション、空気、何か共通する好みを持つ人同士は繋がるし、同じ穴の狢もほんとの言葉
同じだと思ってた友達が、知らない間に下品な人間になってたことを知った女の子が落ち込んでたの可哀想だった
元からそういう気質はあったんだろうし見抜けなかったその子自身の責任といえばそれまでだけど
しょうがないよ

いつでもそう、人と関係を断つときは自分から離れるか相手にそう思われて疎遠になるかの五割五分
それが一日か、もしかしたら死ぬまでそうならないのかもしれないけどタイミングは直前までわからないもの

でも、気付いたほうは悲しいよ
気持ちの打ち明け先さえ本当はないし
そういうことを繰り返して擦れるのは怖いからあんまり人を知りたくないと思う

普通の人間ならある程度想像力を働かせて、よっぽどのことがない限り見限るようなことはしないものだけど、
ろくに想像力も働かせずに目に見えるものだけで人を判断して、馬鹿にしつつそのままの関係を続けてる奴がいたから私も先日縁を切った
馬鹿だと思うなら離れれば良いし、そういうつもりじゃなく面白いと思って言ったのならセンスがないからこっちからお断り
そもそも人の気持ちに胡座かくような奴とは友達になりたくないよ

綺麗すぎるのもゲスすぎるのも気持ち悪いから私は私の感度で生きていく
合わない奴とはどうせいつかその壁が見えて、縁を切ったり切られたりなんだからお互いのためにも仲良くしないことだよ
だから人見知りのままで全然良いと思ってる


今朝、同居人が数日間帰省するって新幹線に乗って帰って行った
どうして私は彼にいつもイライラするのかを考えたら、もっと自分自身に優しくしてほしいと思うからだってことに気付いた
君の不器用なりの優しさを垣間見たときにいつも私は泣きたくなるんだよ
だから、もっと君は君自身に愛されるべきだ

表現は自分のジャンルを確立したいっていうくらいの情熱のもとでなければ意味がない
仲間内で傷の舐め合いしながらダラダラと活動を続ける自称アーティストの作品なんてどれも似たり寄ったりでつまらないよ

有名になりたいと思えば技術以外の方法である程度名の知れた芸術家になれてしまうこのご時世に、部屋は汚いし遅刻魔のどうしようもない私がたどたどしいギターととっておきの言葉で歌をうたってもきっと本物の表現をする人たちにはかなわないでしょう
場数を踏めば技術もそれに伴うなんてこともないよ、絶対にすぐに限界がくる
それでも何かのきっかけになるまでは続けようと思いました、それで飽きたらすぐに辞めようって

現代の芸術が形骸化してるのは当たり前のこと
半世紀前までのアートは本当に斬新で、どうしてそれを生み出せたのかって考えたらそれこそが才能と努力の賜物でした
現代でも評価されてるのは当然だよ
ただ、そういうものに影響受けた人たちがまた表現をして、の延々ループは薄っぺらで安っぽくなる一方だからそのうち魅力もなくなっちゃうよね

半世紀前に生まれて、時代を築きたかった
だけど生まれちゃったんだから自分が感動できる作品を自分で作ろうね
音楽じゃなくったっていい、例えば良い戯曲を書く人がいるなら私の人生をかけてそれに携わりたいと思うよ

まだまだ知らないことばかりだけど、今までに感動したものは全部本物だったって思いたい

なんだかなぁ、
信じたり期待してたぶん、しょうもないようなきっかけで見限ったり、見限られるのはすごく悲しいことだなって思いました
人と関わるってことはそれなりのリスクが付き物だけど、今まであまりそういうのを通ってこなかったぶん、こういう時のショックが大きい
自業自得でしかないけど

私は私だけに期待しよう
一度きりの人生だからいつかそういうことを許せるくらい立派な大人になろう、お寿司食べたい

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