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UPDATE 2-中国の8月非製造業PMIは53.9にやや低下、新規受注や雇用は改善=国家統計局

2013年 09月 3日 13:57 JST
 
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* 新規輸出受注サブ指数は49.6に低下
    * 小規模企業の活動示すサブ指数は2カ月連続で上昇
    * 「政府の政策効果が表れている」=CFLP

 (内容を追加しました)
    [北京 3日 ロイター] - 中国国家統計局が3日発表した8月の中国非製造業購
買担当者景気指数(PMI)は53.9となり、7月の54.1から低下した。
    PMIは50を上回ると景況の改善を示し、下回ると景況の悪化を示す。
    
    中国国家統計局が1日に発表した8月の製造業PMIは51.0と、新規受注の伸び
を背景に前月の50.3から上昇し、1年超ぶりの高水準を記録した。
    
    PMIをまとめている中国物流購買連合会(CFLP)の蔡進・副会長は声明で、「
非製造業部門は8月に着実な伸びをみせた。新規受注の伸びは今後数カ月における成長の
良好な基礎を築いた」と指摘した。
    
    李克強首相は3日の投資フォーラムで、「中国経済は今年上期、着実に伸びた」と指
摘。「そして最近の経済指標は、中国の雇用とインフレが安定していることを示している
」と述べた。
    中国経済は過去14四半期のうち、12四半期で成長率が減速した。
    
    国家統計局は、小規模企業の活動を示すサブ指数が2カ月連続で上昇したとしたが、
具体的な数字は明らかにしなかった。
    CFLPは「(中国政府の)政策は初期の効果が表れている」と指摘。「連休を控え
ているほか、通信およびヘルス分野向け支援策の実行により、サービス産業は今後数カ月
以内に好転するだろう」と指摘した。
    
    国内外からの新規受注を示すサブ指数は8月に50.9となり、前月の50.3から
上昇。また、投入価格やサービス価格が低下し、コスト圧力が和らいだ。
    一方、新規輸出受注を示すサブ指数は7月の53.1から49.6に低下。欧米で景
気回復の兆しが見えているにもかかわらず、需要が引き続きさえないことを示している。
    
    雇用サブ指数は52.5となり、7月の51.3から上昇した。
    
    サービス部門は2012年における中国国内総生産(GDP)の45%を占めた。1
1年には製造部門を抜き、国内で最大の雇用を抱える部門となった。    
    非製造業PMIは27業界1200社を調査対象としている。
    
    マークイット・エコノミクスとHSBCによるサービス部門PMIはあす4日に公表
される。両社による調査は、国家統計局による調査に比べて中小企業や民営企業の状況を
反映しやすくなっている。
    
    中国の非製造業PMIの推移は以下の通り。
    
    -------2013---------------------------------2012-----------------------
Aug   Jul   Jun   May   Apr   Mar   Feb   Jan   Dec   Nov   Oct   Sep   Aug
53.9  54.1  53.9  54.3  54.5  55.6  54.5  56.2  56.1  55.6  55.5  53.7  56.3
 ---------------------------------------------------------------------------
 
 
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*統計に基づく世論調査ではありません。