第2四半期のスイスGDPは前期比+0.5%、予想上回る
[チューリヒ 3日 ロイター] - スイス経済相経済事務局(SECO)が3日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率は前期比0.5%、前年比2.5%となり、アナリスト予想を上回った。民間消費と設備投資の伸びが寄与し、力強い景気回復の兆しがあらためて示された。
ロイターがまとめたアナリスト予想は前期比0.3%、前年比1.7%だった。
第1・四半期のGDP伸び率も予想を上回っていた。
Jサフラ・サラシンのアレッサンドロ・ビー氏は「非常に良い数字で、市場予想を大きく上回った。底堅い消費を背景にスイス経済は回復しているようだ」と指摘した。
第1・四半期のGDP伸び率は前年比1.1%から1.2%に上方修正された。前期比は0.6%で変わらず。
最近発表された一連の経済指標は国内景気の改善を示す内容となっている。
スイス国立銀行(中央銀行)は6月、2013年のGDP伸び率予測を1─1.5%に据え置いた。
指標の詳細は以下の通り。
Q2 Q1
前期比(%) 0.5 0.6
前年比(%) 2.5 1.2 (1.1)*
*カッコ内は前回発表の数値
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