9・1 和歌山県太地町での活動報告
9月1日、イルカ漁の解禁日に合わせてシーシェパードやその支援団体などの反捕鯨活動が和歌山県太地町で繰り広げられます。在特会和歌山支部ではこの欧米白人主導による食文化差別行動に対して断固抗議の声をあげてきました。
今年はイルカ漁解禁日直前に和歌山県警が「シーシェパードなどの反捕鯨団体構成員による違法行為があれば厳格に対応する」と発表しており、久々に勤労意欲に目覚めた県警側にSSなどの取り締まりは任せて在特会和歌山支部は『愛と平和と友好の鯨肉バーベキューパーティー』を開催することにしました。
まず都会では食べられない(希少性および価格の問題で)鯨肉の様々な部位や野菜、調味料などを地元スーパーで、ホームセンターではバーベキュー用品を購入するなどして9月1日の本番に備えました。東京、関西各地や地元和歌山からもバーベキューパーティーに参加いただき、大変賑やかなパーティーとなりました。
改めまして今回の企画にご参加いただきました皆さまに心より御礼申し上げます。とくに和歌山支部の皆さまの開催に至るまでのご尽力に深く感謝します。バーベキュー自体はビーチを管理する和歌山県側の了解を得て合法的に行っています。一方でイルカの慰霊式やら訳の分からないカルト宗教もどきの儀式を行っていた反捕鯨側は管理者である県の了解など得ることなく勝手にやっていたことを付け加えておきます。
反捕鯨団体が活動するその目の前で鯨肉バーベキューをやったのは初めてだそうで、捕鯨問題の研究の一環として取材に訪れていた関西学院大学院講師(白人)も「この鯨肉バーベキューというアイデアは面白い」と感心していました。感心されても困るわけですが、とまれ彼を仲介として反捕鯨の儀式に参加していたリック・オバリー氏(アカデミー賞受賞反捕鯨ドキュメント映画『ザ・コーブ』、昭和51年から訪日してイルカ問題を訴えている)と話をすることになりました。
なぜか和歌山県警に5分間だけの会談という条件を付けられたため、有意義な話などできる訳もありませんでしたが、それでも縄文時代から続く捕鯨文化を持つ日本の主張を直接オバリー氏に伝えられたのは一歩前進だったのかも知れません。この様子は先述の仲介役の講師の方が収録しており、後日反捕鯨側と在特会側それぞれに無編集でデータを送付するとのことでした。
世界的な反捕鯨運動という名の食文化差別に対して、日本人が立ち向かうきっかけに今回の活動が役立てば幸いです。
平成25年9月2日(月)
在特会会長 桜井誠
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