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オランダ名誉領事任命式
江戸時代から平戸や出島を拠点にした貿易などを通じて、長崎とのゆかりが深いオランダの「名誉領事」に長崎市のバス会社の社長が任命され、九州とオランダの架け橋として交流を推進する活動にあたっていくことになりました。
「在長崎オランダ王国名誉領事」に任命されたのは、長崎自動車の社長、嶋崎真英氏です。２日、長崎市のホテルで行われた名誉領事の任命式では、オランダのラーディンク・ファンフォレンホーヴェン駐日特命全権大使が、ウィレム・アレクサンダー国王から嶋崎氏に宛てた在長崎名誉領事の任命書を手渡しました。
受け取った嶋崎氏は、「長崎とオランダは４００年にわたる長い交流の歴史がある。文化や芸術などの交流を通して両国の関係がより強固なものになるよう微力ながら尽くしたい」と抱負を述べました。嶋崎名誉領事の任期は５年間で、長崎をはじめ九州とオランダとの交流活動の先頭に立って活動の活性化に取り組むことになります。長崎自動車では、社長の名誉領事への就任を受け、本社に名誉領事館を設けて交流の拠点にしたいとしています。
嶋崎名誉領事は、「身に余る重責で身の引き締まる思いだ。両国関係の発展に貢献できる名誉領事を目指したい」と話しています。
09月03日 13時53分