人格障害の1つである境界性パーソナリティ障害との付き合い方を「臨床の鉄人」が指南
2013年08月24日 12:00
「臨床の鉄人」と呼ばれる精神科医が執筆
「臨床の鉄人」との異名を取る精神科医が執筆した、「境界性パーソナリティ障害は治せる! 正しい理解と治療法 (心のお医者さんに聞いてみよう)」が出版されている。
(画像はAmazonより)
虚言癖や自傷行為、暴力や特定の人物への過度な依存など、周囲を振り回した上に、自ら人間関係を破壊してしまう、境界性パーソナリティ障害。
人格障害の1つとされる境界性パーソナリティ障害は、不安定な心や行動が引き起こすコミュニケーションの障害とされるとともに、患者によってもその様相は異なり、たいていは、抑うつ・衝動性・精神病症状のいずれかが目立っているという。
正しい理解と治療を学び、気持ちや行動をコントロール
著者である市橋秀夫氏は、東京医科歯科大学医学部卒業後、東京都精神医学研究所兼務研究員や都立墨東病院神経科医長などを経て1995年に市橋クリニック開院。日本うつ病学会評議員、日本精神病理学会評議員なども務めている精神科医である。
本書では、境界性パーソナリティ障害について、本人の苦しみや治療法などを解説。セルフコントロールをするためのLesson Book!も付いており、境界性パーソナリティ障害を正しく理解し、向き合うための1冊となっている。
▼外部リンク
境界性パーソナリティ障害は治せる! 正しい理解と治療法 (心のお医者さんに聞いてみよう) [単行本(ソフトカバー)]
http://www.amazon.co.jp/