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「活断層の可能性高い」改めて見解
9月3日 19時25分

「活断層の可能性高い」改めて見解
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原子力規制委員会の専門家会議は「活断層の可能性が高い」とする報告書の案を示した、青森県にある東通原子力発電所の断層について、2度目の現地調査を行い、地層のゆがみなどを調べました。
規制委員会の島崎邦彦委員は、「これまでの評価が大きく変わるところはない」と述べ、「活断層の可能性が高い」という見解を改めて示しました。

原子力規制委員会の専門家会議は、東通原発の敷地内を走る断層について、ことし2月、「活断層の可能性が高い」とする報告書の案をまとめています。
これに対し東北電力は「活断層ではない」と主張し、追加の調査を進めていて、規制委員会の島崎委員など専門家会議のメンバーは、東通原発で2度目の現地調査を行いました。
調査では敷地内を南北に走る「Fー3」や「F-9」と呼ばれる断層の近くに、東北電力が新たに掘った深さ10メートルほどの溝で地層のゆがみなどを調べました。
調査は4日まで行われます。
島崎委員は、「きょうの調査ではこれまでの評価が大きく変わるところはない」と述べ、「活断層の可能性が高い」という見解を改めて示しました。
規制委員会は、福井県の敦賀原発について2号機の真下を走る断層を活断層だと判断していますが、国内で唯一運転している福井県の大飯原発については、2日の会議で専門家が「活断層ではない」という見解で一致しています。

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