Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「2ちゃんねる」の書き込み特定される事態に - 誹謗中傷書き込んだ小説家が謝罪

掲示板「2ちゃんねる」の有料サービスを利用する顧客情報が外部へ流出したとされる問題で、流出情報から掲示板へ書き込みした人物が特定される事態が発生している。

問題となっているのは、同掲示板において通常閲覧できない過去の投稿を閲覧できる有料サービス「2ちゃんねるビューア」の顧客データと見られるファイルがインターネット上にアップされたもので、同サービスを提供するN.T.Technologyが確認した。

流出件数は数万件規模に及ぶと見られ、住所やメールアドレス、セキュリティコードを含むクレジットカード情報が存在していたほか、また書き込み内容の特定に結びつく情報も含まれていた。

今回の流出に伴い、実際に投稿が特定される事態も発生している。作家の杉井光氏は、掲示板へ誹謗中傷や暴言などを書き込んでいたことを認め、自身の公式ブログにて謝罪するコメントを発表。関係者にも謝罪を行っているという。

(Security NEXT - 2013/08/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2ちゃんねるビューアの利用者情報がネット流出 - セキュアコードも流出か
「2ちゃんねるビューア」の顧客情報流出問題でクレジットカード関連会社がアナウンス
「犯行予告ウイルス」事件の情報提供に最高300万円の報奨金
アプリの通信制御を実現する次世代ファイアウォールに注目
メールを大量配信する「W32/Xirtem@MM」が拡大 - マカフィーまとめ
スマートフォン、約3割が業務用アプリ以外利用認めず
ウェブ閲覧で制限を実施している企業は62% - 大企業は4割弱がTwitterを制限
2ちゃんねるに対して大量アクセス - 5Gbps超のトラフィックが発生
「2ちゃんねる」投稿制限の説明時に誤って担当者情報を開示 - 仙台CATV
「2ちゃんねるビューアー」メルアド流出で再発防止システム - ゼロ