あまちゃんＣＤ１位！じぇじぇＪ―ＰＯＰ界も席巻！

「あまちゃん」の撮影を終えじぇ！じぇ！じぇ！のポーズを決める能年玲奈

　高視聴率を記録しているＮＨＫ連続テレビ小説「あまちゃん」（月〜土曜・前８時）の“歌もの”の劇中歌を集めたアルバム「あまちゃん　歌のアルバム」が９日付のオリコン最新チャート（８月２６日〜９月１日）で初登場１位を記録した。朝ドラ関連商品では初めての快挙。関連ＣＤの５作品すべてが３０位以内に入った。

　「あまちゃん」がついにオリコンチャートの頂点に輝いた。

　先月２８日に発売された「―歌のアルバム」は初回１５万枚を出荷し、７万５０００枚の売り上げポイントを記録。「あまちゃん」関連商品として、さらに朝ドラとしても初めての首位に輝いた。ドラマのサントラアルバムとしては、２０１１年１０月発売のＴＢＳ系「美男ですね」のアルバム「ＭＵＳＩＣ　ＣＯＬＬＥＣＴＩＯＮ」以来２作目となる。

　勢いはほかの関連ＣＤにも波及した。先月２８日に同時発売されたコンピレーションアルバム「春子の部屋〜あまちゃん８０’ｓＨＩＴＳ〜」の「ビクター編」が１０位、「ソニー編」が１２位にランクイン。６月発売の「オリジナル・サウンドトラック」も２９位に再浮上した。さらに天野春子（小泉今日子）のシングル「潮騒のメモリー」も１２位となり、５作品がすべて３０位以内という現象が起こった。

　この快挙に、オープニング曲や劇中歌「潮騒のメモリー」を作曲した作曲家の大友良英氏（５４）は「僕らが１位なんて申し訳ないような気がしますが、みんなでつくったドラマあってこそだと思います。この音楽も本当に沢山の人たちが手作りでつくった音楽たちです。それがこうやってみなさんに楽しんでいただけて、この手作りの良さが伝わって本当にうれしい」とコメントを寄せた。

　ドラマは２日の放送回から、２０１１年３月１１日の東日本大震災以降のストーリーがスタート。今月２８日の最終回に向けてクライマックスにさしかかっており、さらに“あまちゃん現象”はヒートアップしそうだ。