徒然なるままにSourceGearのVaultについてGoogle大先生にお尋ねしてみたら、日本語の情報が超ヒットしないの。そりゃそうだ。Vaultなんて誰も知らない。ぼくのだいすきなVault。”vault sourcegear”で日本語Only検索したら、ぼくの秘密基地であるところのこのサイトが上位に出てくる始末。そんなVaultが可哀想になったので今日はVaultついて書くのです。
Vault?
Vaultは構成管理ツールです。Visual SourceSafeとかSubversionとかのアレです。特長は自分で考えるのが面倒だったのでSourceGearのサイトからパクって並べ立てておきます。
- データはすべてSQL Serverに保存される(Expressも使える)
- フォルダ単位のアクセス権が設定可能
- アトミックチェックインが可能
- HTTPによるリモートアクセスが可能
- Visual Studioとの統合
それからチョ→重要なのは1ユーザで使用するなら無料ってとこです。ロハです。夜な夜な一人アジャイルに勤しんでいるような諸兄らにはうってつけだというわけです。
せっかくなので競合製品に対するネガティブキャンペーンでも実施しておくことにします。
vs. Visual SourceSafe
VSSの何が嬉しいのか知らないけどよく使われてる。でもVaultはVSSよりすごいんです。
VSSはみんなの大切なソースコードをJetだか何だか知らないけど意味不明なデータベースに突っ込んでそのままお亡くなりになったりしますが、VaultならSQL Serverを使うので安心です。多い日でも。
しかもVSSはファイル単位でコミットするので誰が何をいつチェックインしたんだかわけがわからない。作業単位でアトミックチェックインもできないのに構成管理ってウケる。ぷー。
あとVaultは操作方法がVSSとそっくり。マジで。
vs. Subversion
Subversionはいいものだけど、ちょっとWindowsとかVisual Studioをバカにしてる。日本語は化けるしVisual Studioとの統合も何かインチキなのしかないし。でもVaultってチェックインのイベントをフックしたりできない気がする。死にたい。Subversionはいいものです。
vs. Team Froundation Server
高い。Server OSじゃないとインストールできない。でもドメインコントローラには入れられない。SQL ServerもExpressはダメ。高すぎる。
プロセステンプレートなんて飾りなのに、構成管理ツールとしてもショボい。他人のチェックアウトを取り消すのにtf.exeをコマンドラインから叩かされたのには感心した。管理系の機能にGUIがなさすぎる。
まとめ
なんだか眠くなってきたのでまとめると、.NETerは須くVaultを使うべきってことです。大変普及しているVSSの改良版という、現実的なよいツールなのです。