大毅×ゲレーロ、計量で不正!さらに… 

  • 2013/09/02(月)

9・3サンメッセ香川
 ▼IBF世界Sフライ級王座決定戦 12回戦
  同級3位・亀田大毅(亀田)× 同級4位・ロドリゴ・ゲレーロ(メキシコ)
 ▼8回戦
  日本ウェルター級2位・渡部あきのり(野口)× ジェイピー・イグナシオ(比国)

 朝10時から行なわれる予定だった当日計量、亀田側はJBC抜きでIBFと2時間前の8時に実施してしまった。JBCがこれを知らされたのは、その計量が終わった後の9時になってからで、当然立ち会ってはいない。

 JBCが抗議する中、亀田側とIBF立会人が揃って記者会見をしたが、これではIBFぐるみの不正行為といわれても仕方がない酷いもの。IBFでなければ体重増加は無制限だが、そのことよりもJBCを無視した身勝手な行為はそれこそ亀田が散々、やってきた暴挙。今回これがまかりとおるなら世界戦にJBCは不要ということになってしまう。

 記者会見では、IBF・ダリル・ピープルズ会長は「どちらかの陣営が望めば2時間前にできるのが通例。当日計量はIBFの管轄のためJBCの立会いは必要ない。両者合意のもと変更したので問題ない」と説明。ルールではなく「通例」としているのが苦しいところ。たとえ2時間前ルールがあってもJBC不在の計量など常識的におかしい。リンゼイ・タッカー立会人は「連絡ミス」としたが、意図的にやったことは明白だろう。

 世界王座の管轄団体なんて所詮この程度。問題はローカルコミッションの立場を貶めたことだが、そのJBCは結局「前日計量はパスしているから」と試合を認める方向。世間やファンから見てプロボクシングとはいいかげんなものだという印象がまた強くなる。

 もうひとつ使用グローブで揉めている問題は、契約上は問題がないものを亀田側が激しくクレーム。この件では舞台裏でとんでもない暴挙もあった。あの永久追放事件に並ぶ大問題。これはまた取材の上で精査してお伝えしていく。(片岡亮)

 ※IBFでは「前日軽量から当日軽量まで10ポンド(約4.5キロ)以上を増やしてはいけない」という規定がある。

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WBA暫定戦 名城×デンカオセーン

  • 2013/09/01(日)

9・3タイ
 ▼WBA世界Sフライ級暫定王者決定戦 12回戦
  同級5位・名城信男(六島) × 同級4位・デンカオセーン・クラティンデーンジム(タイ)

 試合は現地時間午後3時半を予定。タイの7チャンネルで生放送予定だそうです。レフェリーはグスタボ・パディージャ(パナマ)、ジャッジはカルロス・スクレ(ベネズエラ)、アレックス・マルティン(パナマ)、フランシスコ・マルチネス(ニュージーランド)。

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角谷、メキシコでTKO負け

  • 2013/09/01(日)

8・31メキシコ
 ▼WBC世界Lフライ級タイトルマッチ 12回戦
  王者・アドリアン・エルナンデス(メキシコ)4回1分12秒TKO 同級12位・角谷淳志(金沢)

 角谷はTKO負け。初回に右ストレートで尻もちダウンを奪うも、早々に反撃を許して2回、ロープに詰められ防戦一方。3回に入ってもやはり王者優勢のまま、4回に連打でダウン、さらに右を食らって2度倒され、レフェリーがストップしました。(ハイセー)

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下田、五十嵐、石本がメキシカンと対戦

  • 2013/08/31(土)

9・7後楽園
 ▼10回戦
  WBC世界フライ級6位・五十嵐俊幸(帝拳) × WBO世界同級15位・オマール・ソト(メキシコ)
  WBA世界Sバンタム級3位・下田昭文(帝拳) × アレハンドロ・エルナンデス(メキシコ)
  WBO世界Sバンタム級4位・石本康隆(帝拳) × イグナシオ・バレンズエラ(メキシコ)

 五十嵐と下田の出場する後楽園、4月にマカオで元WBO世界王者・ウィルフレド・バスケス・ジュニアを下した世界ランカー石本(22勝(5KO)6敗)も出場。

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【猫論】ココナッツ

  • 2013/08/31(土)

(前回の続き)


 和室での生活も慣れてくると、自らこっちに近寄ってくることが出てきた。こっちが近寄ると退くけれど、座って落ち着いていると自分からやってくる。さらに戸の隙間からソロリソロリと廊下に出て探検するようになった。

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