清武と話す本田(右)=大阪府内(撮影・山田喜貴)【拡大】
ミランは本田に代わるトップ下として、ブラジル代表MFカカ(Rマドリード)の獲得に切り替え、2日に2年契約で合意した。来年1月のミラン加入について条件面で合意している本田は今後、カカという強力なライバルとの比較にもさらされることが確実だ。
だからこそ「どのチームに行こうが半年残留しようが、僕のやる練習は見えている」と強調してきた背番号4に、悲嘆に暮れる様子はない。逆に、ミラン以外のビッグオファーをつかむ可能性も開けたことになる。まずは3日後のグアテマラ戦。故郷・大阪で、本田は夢への新たな戦いの幕を切る。(志田健)
■この日の練習
8月31日のマインツ戦で右太ももを痛めた酒井宏は宿舎で静養。合流前の香川、長谷部、長友、酒井高、川島を除く17人が時折雨が強く降る中、約2時間の練習。この日の朝に帰国した岡崎、清武、内田、吉田も精力的に体を動かした。戦術練習では守備に重点を置き、ザッケローニ監督は合宿初日から熱のこもった指導を展開した。
(紙面から)