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【モータースポーツ】

【WGP】マルケス「優勝と同じ価値」 肩痛なんのロレンソと大接戦2位

2013年9月3日 9時4分

第12戦イギリスGP決勝

モトGP表彰台。左から2位のM・マルケス、優勝したJ・ロレンソ、3位のD・ペドロサ(カメラ=遠藤智)

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 【シルバーストーン(英国)遠藤智】ロードレース世界選手権(WGP)第12戦イギリスGPの決勝が1日、当地で行われ、モトGPはJ・ロレンソ(ヤマハ)が今季4勝目を挙げた。驚異のルーキー、M・マルケス(ホンダ)は今季5回目のポールポジション(PP)から5連勝に挑んだが、朝のウオームアップの転倒で肩を負傷したこともあって、ロレンソに競り負けて2位に終わった。モト3はL・サローム(KTM)が今季6勝目を挙げた。

     ◇     ◇     ◇

 決勝日の朝に痛恨の転倒。左肩を脱臼したマルケスは「今日のレースはこれで終わった」と思ったという。だが、医務室で検査すると骨折はなく、脱臼の処置もうまくいって出場が可能に。そしてレースではロレンソと手に汗握る大接戦を展開した。さすが新記録ラッシュを続ける驚異のルーキーの面目躍如だ。

 「注射のおかげでそれほど痛みはなかったが、力が入らず、マシンの切り返しがつらかった。でもホルヘ(ロレンソ)の前に出られたし、バトルもできた。この20点(2位)は優勝と同じ価値がある」と笑顔のマルケスだったが、トロフィーを右手だけで持ち上げ、シャンパンファイトもままならなかった。

 そんな状態で熱い走りを見せたマルケスに、7万3000人の観客から大きな拍手が送られた。

 

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