ソーシャルウェブは「どうでもいいこと」に関わる機会を増やしていく

2013/09/03


これ、すごい共感します。


「どうでもいいこと」に関わる機会が増えていく

個人情報が可視化されるソーシャルウェブ時代においては、確固たる自分を持たないと、「どうでもいいこと」に時間が費やされてしまいます。


たとえば先日の冷蔵庫騒動。

あんなものは、まさに「どうでもいいこと」です。実際に騒動に関わった人(スタッフ、店のオーナー、利用客)が騒ぐならまだしも、まったく関わりのない第三者が騒ぐほどの話ではありません。馬鹿な若者が冷蔵庫に入るとか、本当にどうでもいいです。自分の人生と何の関係があるのでしょう。でも、多くの人はそこに関わり、義憤を抱き、攻撃してしまう。

LINE疲れ、ツイッター疲れというのも、「どうでもいいこと」に関わっているのが原因です。コミュニケーションなど、必要最低限でいいのです。それなのに、無理して、我慢して他者と関わろうとするから、疲れるのです。

ソーシャルウェブは他人に嫉妬をしたり、劣等感を抱く機会も増やしてしまいます。たとえばぼくはブログの売上を公開していますが、人によっては「イケダハヤトはブログなんかで楽して金を稼いでいてずるい」と嫉妬するのでしょう(実際、その手の声が届くこともあります)。


佐々木さんの言うとおり「これからやってくる総透明社会では、寛容にならない限り、苦しくて苦しくて堪らない状況になっていく」のです。

必要なのは、「どうでもいいこと」に関わらないために、「確固たる自分を持つこと」です。他人に嫉妬する、他人に正義の刃を振るうのではなく、そんな暇があるなら自分の人生を豊かにするためにポジティブな行動を取れ、ということです。本を読むなり、人と会うなり、友人たちとプロジェクトを始めるなり。


ネットを使っていて何か言いたくなったり、他者を攻撃したくなったりしたときは、「いや、待てよ、これってかなり『どうでもいいこと』じゃないか?」と、自分に疑惑の目を向けることをおすすめします。

つまり、一度、情報をフィルタリングするのです。フィルターした上で「これはどうでもよくない」と思うのなら、関わってみるのもよいでしょう。「あぁ、どうでもいいな」と思うのなら、その分の時間を、自分のための活動に割きましょう。それだけで、大分有意義に時間を過ごすことができますよ。


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