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【大リーグ】

岩隈、7イニング無失点も13勝目ならず 登板日数191イニング 200イニング登板みえた

2013年9月3日 紙面から

◇アストロズ2−0マリナーズ

 またも無援に終わった。岩隈久志投手(32)は1日、敵地でのアストロズ戦に先発。7イニングを6安打無失点に抑えたが、打線の援護なく13勝目はお預け。チームは8回に救援が打たれ、0−2で敗れた。

 粘り強く投げ抜いた。2回から6回まで毎回走者を背負いながら、適時打は許さなかった岩隈。共同電などによると、「1回は上と下のバランスが合わなくて指にかかっている感じがしなかったが、徐々に乗ってきた」。序盤は球が真ん中に入る場面もあったが、回を追うごとに調子は尻上がりに。最大のピンチとなった4回2死二、三塁でも8番打者に速球を3つ続けて二ゴロに仕留め、「思ったところに投げられる感じがあった」と胸を張った。

 先発の責任であるクオリティースタート(6イニング以上自責3以下)を果たしたのは今季20度目だが、うち白星がつかなかったのはこれで8度目。それでも、岩隈は「しっかり自分のピッチングはできた」と納得顔。リーグトップに並ぶ29度目の先発で、登板回数は191イニング。目標の200イニングも目前に迫っている。

 「しっかり投げてきた結果。チームにとっても大きいことだと思う。それを最後までやっていきたい」。黙々と高いレベルで仕事をこなし続ける右腕。援護を待ちながら、残り1カ月もきっちり役目を果たす。

 

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