蹴球探訪
5・15 J誕生20年 ラモス氏に聞く 満員の国立「幸せ感じた」(6月3日)
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【コラム 撃戦記】癒される野坂さんのラジオ番組2013年9月3日 毎週土、日を空手の稽古日にしている。道場までは車でラジオを聞くが、TBS「土曜ワイドラジオTOKYO永六輔その新世界」が楽しみで、中でも「野坂昭如さんからの手紙」に聞き入っている。 野坂さんは私にはずっと気になる存在だった。というのは、私が現役時代にキックボクシングのジムに通い、秘書がキックボクサーと聞いて親しみを感じていたからだ。今は病気の後遺症でリハビリ中だそうだが、手紙には日々の出来事や元気だったころのことを野坂節でつづっている。テレビでの毒舌や映画の大島渚監督を殴った乱闘にはあぜんとしたが、テレビで久しく顔を見ていないのが寂しい。 野坂さんのジム通い前後に作家の三島由紀夫さんが空手を習い始めている。極真へ入門の問い合わせもあった。館長室で「君、作家の三島由紀夫を知ってるかね。彼が空手を習いたいと言ってるんだよ」と大山倍達館長から聞かされた。残念ながら入門は他流派だったが、市ケ谷駐屯地での三島事件は衝撃だった。 そういえば、キックのテレビ解説席には作家の安部譲二さんもいた。こんなことを思い起こさせてくれる野坂さんのコーナーが、私の癒やしになっている。(格闘技評論家) PR情報
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