【ロンドン=欧州総局】2日のロンドン株式相場は反発。FTSE100種総合株価指数は前週末終値に比べ93.26ポイント高の6506.19で引けた。米国がシリアへの軍事介入の判断を先送りしたことや、英中両国の経済データが良好だったことから、買いが広がった。8銘柄を除くすべての銘柄が上昇した。
金属消費国の中国の景気回復期待で、鉱業株が高くなった。リオ・ティントとアングロ・アメリカンはともに4%前後の上昇。
携帯電話サービスのボーダフォンも3%超上昇した。同社が保有する米携帯電話最大手ベライゾン・ワイヤレス株の完全売却をこの日にも発表するとの観測から買われた。
金融株も上がった。銀行のHSBCホールディングスと保険のスタンダード・ライフ、投資顧問のアバディーン・アセット・マネジメントの上げが目立った。
半面、鉱業のフレスニージョは、UBSが投資判断を引き下げたことが響いて下落。
石油のロイヤル・ダッチ・シェルも売られた。
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