【ロンドン=欧州総局】2日午前のロンドン株式相場は反発。FTSE100種総合株価指数は午前10時現在、前週末終値に比べ96.80ポイント高の6509.73で推移している。構成銘柄の9割超が上昇している。
鉱業株がほぼ全面高。中国の景況感改善を受けて、リオ・ティントやアングロ・アメリカン、ベダンタ・リソーシズなどが買われている。
携帯電話サービスのボーダフォンも堅調。同社が米携帯電話最大手ベライゾン・ワイヤレス株の完全売却をきょうにも発表するとの観測から買われている。
金融株も上昇。銀行のHSBCホールディングスや生保のプルーデンシャル、投資顧問のアバディーン・アセット・マネジメントなどが高い。
一方、石油株は下落。米国がシリアへの軍事介入の判断を先送りしたことで、ロイヤル・ダッチ・シェルやBPが売りに押されている。
アナリストが投資判断を引き下げた鉱業のフレスニージョも安い。
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