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障害児童の就学先 個別判断に
9月1日 4時22分

障害児童の就学先 個別判断に
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文部科学省は、体などに一定の障害がある子どもは、原則、特別支援学校に入学するとした規定について、市町村の教育委員会が、子どもや保護者の意見なども踏まえて、特別支援学校に通うか、一般の学校に通うかを決めるよう改めることになりました。

体などに一定の障害がある子どもは、原則として、地域の特別支援学校に入学することになっていて、一般の学校に通うことができるのは、特別な事情がある場合に限られた例外的措置とされてきました。
これについて、中教審=中央教育審議会は、去年、「障害がある子どもも、一般の子どもも、一緒に学ぶことが重要だ」として、子どもや保護者の意見を最大限、尊重し、一般の学校も選択できるよう、見直すべきだと提言しました。
これを受けて、文部科学省は、市町村の教育委員会が、本人や保護者の意見、障害の状態や必要とする教育上の支援などを総合的に判断し、特別支援学校に通うか、一般の学校に通うかを決めることにしました。
また、いったん入学したあとでも、進級する時などに、学校を柔軟に変更することができるようにしました。
文部科学省は、こうした見直しに必要な学校教育法の施行令を改正し、1日施行しました。

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