堺雅人(右から2人目)の熱演で大好評のドラマ「半沢直樹」の出演者たち。韓国メディアはこれにまで難クセを…(写真:夕刊フジ)
「反日なら何でもあり」の韓国メディアで、あきれ果てる日本バッシングが相次いでいる。慰安婦や島根県・竹島について日本を攻撃する論調は相変わらずだが、銀行を舞台にしたTBS系人気ドラマ「半沢直樹」までヤリ玉に挙げているのだ。「やられたらやり返す。倍返しだ!」が決めゼリフの半沢でさえ、腰を抜かしそうな難クセの中身とは。
噴飯ものの批判を展開したのは、8月30日付韓国紙「中央日報」(日本語電子版)に掲載された「半沢直樹の『倍返しだ!』…今の日本社会を反映?」と題するコラムだ。
筆者のイ・ヨンヒ記者は、25日放送の「半沢直樹」が視聴率29%を記録し、「倍返しだ!」が日本で流行語になっていると紹介。1980年代には「倍返し」という言葉が「バレンタインデーのお返しのホワイトデーは倍返し」などと恋人同士の言葉だったとする論評に触れ、こう続けた。
「余裕にあふれたこのセリフが正反対のすさまじい意味で使われる社会になってしまった」「近頃せっかちで無慈悲になった日本社会の一面を見ているようで、心中穏やかではない」
どんな言葉も、言い方次第でニュアンスが変わるのは当たり前。話題の「半沢直樹」に絡めて、大した根拠もなく「日本社会=無慈悲」と批判する文章というしかない。
むちゃくちゃな日本批判は他にもある。
30日付「中央日報」は、ソウル市内の120席あるタラ鍋食堂の客が正午に10人ほどしかいなかったのは、福島第1原発の汚染水問題が原因のように報道。30日付「朝鮮日報」は、松山政司外務副大臣が、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長の一方的な日本批判に抗議したことについて、「国連総長に無礼なアポなし面談で釈明強要」と断じた。
極めつけは、集団的自衛権の行使容認を目指す安倍晋三政権を論評した「朝鮮日報」の29日付社説だ。行使容認を「どのような手段を使ってでも、韓半島(朝鮮半島)に介入する根拠を持たねばならないという意味にも解釈できる」として、韓国国民に警戒を促しているのだ。
あまりの被害妄想に口をあんぐりしてしまう。
国家間の条約や協定を無視した法治国家とは思えない司法判断が出るなど、国際社会に韓国社会の異常さが広まっているが、「近くて遠い隣国」を理解するのは、なかなか難しそうだ。
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