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福島 中間貯蔵施設で全住民説明会
8月28日 21時3分

福島県内の除染で出た土などを一時的に保管する中間貯蔵施設の建設に向けて、国は建設候補地の1つである福島県双葉町のすべての住民を対象にした説明会を28日から始め、事前調査に理解を求めました。

中間貯蔵施設の建設に向けて地盤などを調べる事前調査は、建設候補地となっている大熊町と楢葉町ではすでに行われていますが、双葉町ではまだ始まっていません。
双葉町の住民からは「候補地以外の住民も参加できるように説明すべきだ」などの意見が出たため、環境省は、すべての住民を対象にした説明会を28日から開催することになり、多くの住民が避難生活を続けている郡山市の会場ではおよそ70人が参加しました。
説明会では環境省の担当者が計画の概要を説明し、建設候補地として事前調査を検討しているおおまかな地域を示したうえで、調査の実施に理解を求めました。
これに対し住民からは、「候補地の場所をもっと具体的に示してほしい」とか、「周辺への影響をより詳しく示すべきだ」などといった意見が出されました。
説明会は、29日から来月1日までの間に福島市など5か所で開かれることになっていて、国は事前調査の実施に理解を求めたいとしています。

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