スポーツ報知 9月1日(日)7時3分配信
結成35周年を機に活動再開したサザンオールスターズが31日、神奈川県茅ケ崎市の「茅ケ崎公園野球場」で復活ツアー「灼熱のマンピー! G★スポット解禁!」のライブを行った。リーダー・桑田佳祐(57)の出身地でもある同地でのライブは13年ぶり。会場内の2万人のほかに外にも観客が1万人詰めかけた。気温30度の猛暑の中、地元商店街ではみこしが担がれ、お祭り騒ぎだった。
「ドッコイ!! ドッコイ!!」―。茅ケ崎市独特の掛け声で、みこしが行進した。JR茅ケ崎駅前から湘南海岸に向かって伸びる「サザン通り商店街」ではこの日、サザン神社にファン約50人が集結。約10人が白い法被姿でみこしを担いで商店街を練り歩いた。
神社は2009年、サザンの活動休止中、商店街が復活を祈願し、空き店舗を改装して作った。みこしを先導した商店街の小林健二会長(63)は「この日を迎えて感無量。全国ツアーで大きな会場ばかりの中で、一番小さい茅ケ崎を入れてくれた。『地元頑張れ』のメッセージだと思う。感激です」と額の汗をぬぐった。
この日、駅前では多くの店舗からデビュー曲「勝手にシンドバッド」や新曲「ピースとハイライト」が流れ、Tシャツなど独自のグッズを売り出す店も現れるなど街はサザン一色。13商店街650店舗からなる「茅ケ崎市商店会連合会」では8月19日から1日まで、復活を祝して「宝くじセール」を実施中だ。
茅ケ崎市内の小中学校を卒業した桑田。会場近所には同級生も多い。桑田に市民栄誉賞が贈られるきっかけとなった市民運動の発起人・大久保義雄さん(57)は中学時代、野球部でエース・桑田の女房役として活躍。この日は仲間10人と当時のユニホームのレプリカを着て駆けつけ「桑田が見つけやすいようにね」と笑った。
最終更新:9月1日(日)7時3分
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