東スポWeb 8月29日(木)16時12分配信
「AKB48 2013真夏のドームツアー〜まだまだ、やらなきゃいけないことがある〜」東京ドーム公演最終日(25日)で、AKB481期生メンバー・板野友美(22)の卒業セレモニーが行われた。パフォーマンスや演出のほとんどは板野自身がアイデアを出すというこだわりを見せたが、その裏には前田敦子(22)の卒業を見届けた“2年越し”の思いが込められていた。
卒業セレモニーには篠田麻里子もサプライズ登場
卒業セレモニーで、板野は「AKB48に入って8年がたちました。あのころはこのドームに立てることも考えられなかった。14歳のころはよく泣いてました。でも、どんなちっぽけでも、どんなに先が真っ暗でも一歩一歩頑張って歩けば、夢に近づけることをAKB48が教えてくれました。私の夢はこの先も続いています。AKB48があったから、この先も一歩踏み出せます。ありがとうございました!」と涙を流しながら感謝した。
同じ1期生で親友の前田、篠田麻里子(27)も駆けつけ、板野も「敦子がいて麻里子がいて…その前で卒業ができて幸せです」と話した。
うれし涙で幕を閉じたが、板野の卒業は“2年越し”だった。
「去年行われた8月の東京ドーム公演で卒業するのは前田じゃなく、板野のはずだった。前田より先に周囲に卒業の意向を伝えてもいたんです。前田にも『夢もかなえたし、そろそろ卒業を考えている。(グループ結成時からの夢だった)東京ドームコンサートで卒業できたら』と気持ちを伝えていたようです」(関係者)。しかし、板野の卒業への思いを知っていながらも前田は板野より先に昨年3月の「さいたまスーパーアリーナ」でのコンサートで突然卒業を発表。“不動のセンター”と呼ばれた前田の卒業の舞台は当然のごとく「東京ドーム」が選ばれた。
前出の関係者は「前田が卒業を発表していなければ、昨年の東京ドームは板野の卒業セレモニーだった」と断言する。
実際“卒業”を巡っては親友同士、言い争いもしていた。「3月に前田が卒業発表することはメンバーではたかみな(高橋みなみ)しか知らされず、親友の板野も知らされなかった。一方、板野は卒業の考えを前から前田に伝えていたので、余計にショックを受けた。前田の卒業発表後、2人で会った時に『敦子より先に私が卒業するはずだったじゃん!』と喧嘩になったといいます。東京ドーム公演前に仲直りするまで、4か月間も口を利かなかったそうです」(前同)
今回の卒業セレモニーは板野自身が「東京ドームでしたい」と秋元康総合プロデューサー(55)に相談し、8月という卒業時期も「敦子が8月に卒業したから」という希望をくんだものだった。
今回はコンサート全体のパフォーマンスや演出にも板野がアイデアを出すなど気合の入れ方は半端でなかった。「東京ドームへのこだわりは、1年たっても変わらなかったということでしょうね」とは前出の関係者。
“2年越し”でかなった東京ドームでの卒業セレモニー。花束を渡した前田は「映画の撮影があってもっと早く来たかったんだけど、間に合ったから来ました」と笑顔で語ったが、きっと当時を思い出しながら板野の姿を見つめていたはずだ。
最終更新:8月29日(木)18時0分
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