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2013年8月28日(水) 東奥日報 ニュース



■ 持ちやすい津軽塗コップ開発

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弘前市クラフトコーディネーター・矢島氏が津軽塗職人らと共同で開発中の津軽塗コップの試作品
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 子ども向けの伝統工芸品などを開発している会社「和(あ)える」(東京)社長で弘前市クラフトコーディネーターの矢島里佳氏(25)が、市内の津軽塗職人らと協力し、小さな子どもでも持ちやすい津軽塗コップの開発を進めている。

 市の委嘱を受けて7月上旬から、同社独自のデザイン・設計を基に、津軽塗職人や木地師らと開発に着手。このほど作った試作品は、口の直径が7センチ、高さ7センチ、容量125ミリリットルほど。幼児や高齢者でも持ちやすいように、器の外面に段差をつけた。形状をさらに改良し、七々子塗や唐塗をベースに明るくかわいい色使いの開発に励んでいる。

 津軽塗のコップは9月18〜24日に東京・日本橋三越で開く、「和える」の催事「手と子tetoco〜育てる日本の手仕事〜」で先行販売し、10月中に同社ホームページ(http://a-eru.co.jp/)で正式発売する予定。商品名は「青森県から津軽塗のこぼしにくいコップ」とする予定。

 矢島氏らは27日、市役所を訪れ、葛西憲之市長らに開発状況を中間報告。矢島氏は取材に「津軽塗は渋いというイメージを皆さんが持っているが、もう少し明るめにしたい。ほかの物と調和するデザインができれば、もっと使い道が広がるのではないか」と話した。

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