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2013年8月26日(月) 東奥日報 ニュース



■ 復興漁船第51開洋丸が八戸出港

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関係者らに見送られ、出港する第51開洋丸=26日午後、八戸港
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 国内初の欧州型遠洋トロール漁船で、東日本大震災で被災した船の代船として新造された第51開洋丸(605トン)が26日、北太平洋の漁場に向け八戸港を出港した。キンメダイやクサカリツボダイなどを漁獲し、船凍品を同港に水揚げする。

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 第51開洋丸は八戸機船漁協(八戸市)が国、県、市の復旧補助を受け建造。開洋漁業(同市、河村桂吉社長)がリースを受ける。幅広の船体など先進的な北欧船の特長を取り入れ、機械化した漁労・加工設備や広い居住空間を備える。太平洋のほか南西インド洋でも操業、年間水揚げ高は数量約1780トン、金額約7億円を見込む。

 乗組員26人を乗せた第51開洋丸は同日午後、家族らの「行ってらっしゃい」の声に送られて出港した。副島健治船頭は出港に先立ち「若い人を(漁業に)引きつけ、遠洋漁業の担い手を育てたい。電動化された機器などを(他の船に)まねてもらうため、頑張って性能を実証したい」と語った。10月にも八戸港で水揚げし、その後は南西インド洋に向かう予定。

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