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第95回全国高校野球選手権大会で、4年ぶり2度目の4強入りを果たした花巻東の選手らが24日、岩手県花巻市に戻った。市総合体育館で報告会が開かれ、生徒や市民約1500人が、全員野球で快進撃を続けた選手をねぎらった。
報告会で佐々木洋監督は「岩手から応援の風を感じながら戦った。1戦ごとに成長するチームは頼もしかった」とあいさつ。鹿糠俊輝主将は「4強という結果に終わったが、これからの後輩たちの活躍を見守ってください」と述べた。
また、壇上の選手17人がそれぞれあいさつし、粘り強い打撃で活躍した千葉翔太選手がマイクを握ると、会場からはひときわ大きな拍手が送られていた。
北上市から母親と訪れた大学生佐藤春菜さん(19)は「チーム一丸となって戦う姿はすがすがしかった。次は日本一を期待したい」と話した。