IBF世界スーパーフライ級王座決定戦(3日、サンメッセ香川)に臨む同級3位の亀田大毅(24=亀田)と同級元王者で4位のロドリゴ・ゲレロ(25=メキシコ)が1日、調印式に臨んだ。大毅は亀田三兄弟で同時世界王者の偉業に挑むが、調印式の会場で“ハプニング”が発生。3年前に「資格取り消し」となった父・史郎氏(48)が堂々と姿を見せたのだ。しかも、処分を下した日本ボクシングコミッション(JBC)はまさかの黙認姿勢をとり、波紋が広がりそうだ。
調印式が行われた高松市内のホテルの一室。会場最後列の席には史郎氏が堂々と座っていた。さらにゲレロの囲み会見の際には報道陣越しにのぞき込み、文字通り相手の顔色をうかがっていた。
史郎氏は2007年10月、大毅が当時のWBC世界フライ級王者・内藤大助に挑んだ際に反則を指示したとしてセコンドライセンス「無期限停止」となった。さらに10年3月には興毅(26)の同防衛戦で、判定負けを不服としてWBCの立会人らをどう喝。これにより事実上の永久追放である「資格取り消し」処分を受けた。
このため現在も試合、練習を問わずボクシングには一切関わることはできない。世界戦の公式行事も同様だ。にもかかわらず…この日は“おとがめなし”だった。
この理由についてJBCの森田健事務局長(78)は「お父さんですし。他の選手でも家族や親がこうした場所に来るのは珍しくないですから。見て見ぬふり、ですよ」と驚きの説明。さすがに「何か口出ししてくるようなことがあれば、それは止めた」(森田事務局長)とは言うものの、処分を下した当の組織が違反行為を黙認では効力が疑われる。
亀田ジム側は史郎氏のライセンス復帰へ向けて正式にアクションを起こそうとしている状態。先月1日に末弟の和毅(22)がWBO世界バンタム級王者となり、三兄弟世界王者の快挙がギネスに認められたこともあって森田事務局長は「もう(復帰を認めても)いいんじゃないか、という声もある」と話す。
ただ、JBCの処分の効力が及ばないフィリピン・セブ島で行われた和毅の試合ではセコンドに付き、堂々とリングに上がった(国内では禁止)。復帰へ先走る亀田陣営に対し、反対意見もあるのは言うまでもない。
それでも、森田事務局長は復帰への手順を「(日本プロボクシング)協会が認めれば、JBCは委員会を開く」とした上で「あまり、目立つようなことはしないで」と復帰を容認するかのような口ぶりだ。
何だかんだで、ボクシング中継では数少ない視聴率2桁台をキープしているのも、この家族。処分から3年半がたち、JBCにも当時の幹部がいなくなった。「もう、いいだろう」という流れなのか。とはいえ、ネット上での亀田バッシングは続いており、さらなる波紋を呼びかねないが…。
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