中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > モータースポーツ > ニュース一覧 > 9月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【モータースポーツ】

【INDY】琢磨“不完全燃焼”の10番手 アタック中にレイホールがクラッシュし赤旗

2013年9月2日 8時46分

第16戦ボルティモア予選

手応えは良かったが…赤旗中断で満足のいくアタックができなかった琢磨(カメラ=松本浩明)

写真

 【ボルティモア(米メリーランド州)天野雅彦】インディカー第16戦は8月31日、当地で予選を行い、佐藤琢磨(AJフォイト)は第1グループの3番手で楽々と第1ラウンド突破を決めたが、第2ラウンドでのアタック中に他車のアクシデントが原因で赤旗中断。持てる力をフルに発揮できないまま、10番手にとどまった。今季2回目(通算20回目)のポールポジション(PP)を獲得したS・ディクソン(チップガナシ)をはじめ、トップ6にホンダエンジン勢の5人が名を連ねた。

     ◇     ◇     ◇

 今週末の佐藤琢磨は初日のプラクティスで8番手タイムを記録し、久々の好発進。この日の予選前のプラクティスではブレーキトラブルに見舞われたが、予選第1ラウンドはグループ3番手で楽々と通過。PP争いが期待された。

 ところが第2ラウンドでタイムを更新しようとした直後に、G・レイホール(レイホール)がクラッシュ。この事故によってセッションは赤旗中断となり、全力でのアタックが行えないまま、トップ6による最終ラウンド進出を絶たれた。

 予選を10番手で終えた琢磨は「第1ラウンドを走りだしてみると、マシンがとてもいいセッティング(調整)に仕上がっていた。それなのに第2ラウンドでは赤旗でアタックを行いきらないうちに予選終了。ちょっとフラストレーションのたまる戦いになってしまいましたね」とさすがに悔しそう。それでも無念の思いは自らの胸にしまいこみ、「明日のウオームアップでセッティングをさらに良くすることを目指します」と決勝に強いクルマに仕上げ、逆転Vを狙う構えだ。

 ○…ディクソンは第2ラウンドでエンジンのセンサートラブルに見舞われたが、レイホールのクラッシュによってぎりぎりの6番手で最終ラウンドに進出。今季2回目のPPをつかんだ。「危うくファイナル進出を逃すところだったが、ラッキーなかたちで繰り上がり進出を果たせた」とディクソン。「激しいバトルになることは間違いないが、最前列からのスタートは有利」と狙うは3戦ぶりのポールtoウインだ。

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ