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ども、nemoです。
誤字脱字があれば言ってください。

後、この小説で出てくる装備モデルの説明を致します。
序章 転生、そして幼少期
第五話 撤退
山梨本部、装備格納庫にて

『ウィス・レモラ』を装着し終えた影吾は砲撃タイプのSFSに跨るとスラスターを吹かすとリフトに突っ込み、本部直接内部カタパルトデッキに出た。。

「さぁて、戦闘(ショータイム)だ!」

砲台型SFSのスラスターを更に吹かしカタパルトデッキから飛んだ。

               ☆

「ちっ!この数はキリがねェな!」

仙崎専用装備『モルス』を駆使し過ぎてこれまでの激戦であちこち被弾した跡がちらほら垣間見える。

「一体何個大隊あるんだよっ!」

敵兵の減らない謎は解けたが何しろ減らない。
一人は死ねばまた一人出てくる。
ほんとにキリがない。

背後からキトー装備を纏った敵兵がインフラマラエトマホークを振り襲い掛かって来た。

「西日本軍山梨県本部、アエテルニタス師団長仙崎実乃莉中将!覚悟ーー!」

「(や、殺られるっ!)」

そして死を覚悟して目を閉じる。
しかし、何も起きなかった。
起きたといえば顔になんかの液体が付いたぐらい。

「え?」

驚くのも無理もない。
先程自分を殺そうとした敵兵がそこにはおらず自分の後方で腹部を貫かれ内臓を辺りいっぱいに撒き散らし死んでいたのだから。

『ふぅ、なんとか間に合ったな。』

通信機のインカムから逃げたはずの影吾の呑気な声が聞こえた。
その声を聞いた途端に先程の危機的状況に出る恐怖の顔から今にも泣きそうな顔になる。
しかし、仙崎は泣かずに低く唸るように質問をする。

「何故、逃げなかった................?」

『そりゃ、顔見知りが囮で死ぬなんて馬鹿げてるからな。援護に来ただけ。』

「取り敢えず、一旦本部に戻るから。詳しい話はそこで。」

『へいへーい。そんじゃまぁ、背中は俺に任せろや!』

影吾はそう言うと通信回線を切った。

影吾に宣言した通り本部に向かい撤退する。
勿論、敵兵はそれを見逃さす敵艦による砲撃、軽機関銃(マシンガン)とバズーカの銃撃が襲い掛かる。

しかし、影吾の装備『ウィス・レモラ』の超遠距離精密射撃で次々と敵兵、敵艦が堕ちて逝く。
その敵兵の代表例で、ある者は片腕を無くし、またある者は下半身のみの者が続出している。
次に敵艦の代表例で、ある艦は艦橋を吹き飛ばされ、またある艦はエンジンブロックをやられた敵艦も続出した。

そして影吾の援護により無事に山梨本部にたどり着けた仙崎は息を切らしていた。

「ハァハァ........、な、ぜ........、あの距離、を........、正確に........、狙える?」

『あはは、実は子供の時からスナイパーライフルが好きだったせいかなぁ?』

「相変わらず........、ふざけてるね............。」

『ふざけてないさ。真面目も真面目。大真面目。』

けして真面目に見えない影吾からそんな事を言われたので憤慨した。
が、こんなしょうもない所で体力を消費をするのは忍びない。

『さてと師団長、山梨本部に誰も居なかったのを説明してもらおうか?』

仙崎は影吾に全ての情報を教えた。

『ふぅーん、新造艦と既存艦の離脱、そしてお前さんがここで囮って訳かい。つまんねぇな!』

流石に今のセリフは苛立たせた。

「何がつまらないんだ!私は皆が生きてくれたらそれでいいのにっ!」

影吾も影吾でなんかのスイッチが入ったらしい。

『お前が死んだら悲しむ奴がいるだろーがっ!』

「誰も私を悲しむ奴はいないっ!」

それを聞いた影吾は物凄い形相で睨みつき更に言葉を重ねる。

『居るんだよ、お前が死んだら悲しむ奴が。』

影吾は先程とは裏腹に優しく声を掛ける。

「じゃあ、誰がいるって言うんだよっ!」

『俺たちだな。いや、山梨本部に関わった全ての人達だな。』

「っ!」

確かに仙崎は山梨本部の兵達全てに人気があった。
例えるならジャク〇ンファンがマイ●ルが死んでしょぼんもなるようなと同じようなものだろう。

「そうか、だったらその砲台型でここからとっとと逃げるぞ。」

『そうと決まればちょっと待って、この砲台型の試射するから。』

「え?」

砲身上部に魔力(マナ)貯蔵庫(バッテリー)が取り付けられており、そこから魔力変換され砲撃が可能になる。

影吾は砲台型の照準を敵艦の真ん中に合わせ引き金を引いた。
砲台型の砲身上部の魔力貯蔵庫から魔力(マナ)変換路(ジェネレーター)に送り込まれ、いつでも打てる状態していた。

引き金を引いたことにより抑制するものが無くなった魔力運動エネルギー光線は勢いのまま放出される。
それによって放出された魔力運動エネルギー光線は砲身から出るときに膨大に膨らみ敵艦を丸ごと包み込んだ。
そしてその光線が通過した後にそこにはかつて敵艦があったであろうところには何も跡形もなく無くなっていた。。

『ひゅぅぅぅう、こいつぁ威力と射程がえげつないないなぁ。』

影吾、まさに他人事。

『だが、これでしばらくは奴等も早々動けないだろうな。』

そして影吾は先程とんでもない威力と射程を見せつけた砲台型に跨り[後ろに乗れ]のジェスチャーをする。

勿論、意味がわからない仙崎は首を傾げる。

「何を言ってるのかさっぱり。」

『後ろに乗れ!』

そう言われて渋々後ろに乗ると影吾はスラスターを全開にして南西方向に進路を取り山梨本部から撤退した。

               ☆

一方俺はというと............、何故か電車内で目を覚ました。

俺はなんとか思い出そうとしたが何せなんも思い出せない状態だからなぁ。

え〜と、確か親父と山梨本部に適正装備検査を行ったてあとに何故か警報器がなって、誰かに殴られて気絶したんだっけ?
あれ?どうだっけ?
CanItakeHELP!!
....................これであってるかな?
誰か私を助けてってこれでよかったはず................。
やべ、前世の時に英語勉強しとけばよかった............。

ん?英語?えいご?(えい)?影ご?あ!影吾!

確か東日本軍が攻めてきて危険だから帰るように言われたけど親父は残ったんだ!

あ〜思い出せてよかった〜。
............良くねぇ!

時間は深夜、とっくに昼頃に攻められた山梨本部はとうに堕ちただろうな。

それよりも親父の生死が気になる。

だが、寝ていたとはいえ眠たいものは眠たい。
はやり腐っても人間、睡魔には勝てない。
そして再び横になり目を瞑った。
今回の装備モデルは................、前回と余り変わらない。

しかし、砲台型のモデルは『FXA-08Rメガライダー』です。
このSFSは二人乗りで出来るのですが無茶な箱乗りで4機搭載したとかしなかったとか。

さて、今回は英語の読み書き知識その他もろもろ皆無な俺がえいごを使ってしまった(号泣

英語さえ........、英語さえ何とかなれば................(大号泣

だから俺は英語が嫌いなんだぁーーーー!(涙腺崩壊

英語の読み書き知識その他もろもろ皆無な俺でした。

ではでは。
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