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【大リーグ】

パイレーツ、負の歴史終止符M2 バーネットが投打に活躍

2013年9月2日 紙面から

◇パイレーツ7−1カージナルス

 単独首位だ、“M2”だ!! パイレーツは31日、地元ピッツバーグでのカージナルスとの首位攻防戦に7−1で快勝し、単独地区首位に再浮上。79勝目を挙げ、昨季まで続いている「20年連続負け越し」の米4大スポーツワースト記録ストップまであと2勝とした。

 先発右腕A・J・バーネット(36)が投打で魅せた。投げては7イニングを4安打1失点で7勝目(9敗)をマーク。今季最多、開場13年目のPNCパークで歴代2位となる3万9514人の満員観衆を熱狂させた右腕は、球団地元紙ピッツバーグ・トリビューンレビュー(電子版)によれば、「球を低めに集めることだけ考えた。最高の打線が相手のタフなマウンドだから、自分が持つ最高の力を出し切らなきゃいけなかった」と胸を張った。

 バーネットは打っても2回に先制の右翼線安打。今季4安打目が千金打となり、ハードル監督は「A・Jのバットが打線に火をつけてくれた」と目を細めた。

 踏まれ続けることから“ドアマット”とやゆされた弱小軍団が“勝ち組”の海賊に変貌するまで、あと2勝。「勝ち越しは偉業だ。長かったからね。でも、うちの目標はもっと高い」とバーネット。今季限りの引退を示唆しているメジャー15年目のベテラン右腕が、海賊船の水先案内人として21年ぶりの勝ち越しとポストシーズンに羅針盤を向ける。

 

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