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【プロ野球】楽天連敗マジック消えた2013年9月2日 紙面から ◇ソフトバンク4−0楽天ソフトバンクのオセゲラが6回途中まで無失点で、来日初登板初勝利。6回1死満塁から森福が好救援するなど6投手で無失点リレー。打線は1回に中村が先制ソロ、3回は内川らの3連続長短打で3点。楽天は逸機の連続だった。 本塁が遠かった。幾度となく訪れる好機を一度も生かせない。首位に立つ楽天が13残塁の拙攻で今季7度目の零封負けを喫した。初対決のソフトバンク・オセゲラに白星を献上した星野監督は「ちょっと戸惑っていたかな」と首をひねった。 8本の安打と7つの四死球。6回と7回の満塁を含め、打順が一回りした4回以降は毎回のように走者を出しながら、ついに1点も奪うことはできなかった。「今日は残塁が多かったな。13? そやろ」。燃える男は不完全燃焼で移動のバスに乗り込んだ。 相手はこの日が来日初登板。メジャー経験もなければ、特筆する球もない。そんな29歳の左腕を気分良く投げさせてしまった。平石打撃コーチは「プレートを踏む位置が想定と違った」と振り返ったものの、「それにしても」と言いたくなるような攻撃だった。 特に気になるのが枡田の急降下だ。この日は6回1死満塁の絶好機を含め、4打席連続三振。最近6試合では21打数1安打と不振に陥り、「どんなボールに対してもタイミングが合わない」と頭を抱えた。 8月28日の優勝マジック点灯以来、初の連敗。夜のロッテ−日本ハム戦でロッテが勝ち、マジックも消滅した。ただ、星野監督が一喜一憂することはない。「今日という日は戻ってこない」。その視線は変わらず、ゴールに向けて一直線に伸びている。 (井上学) PR情報
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