<訂正> 8月26日20時41分に掲載した「Jフロント、松坂屋上野店南館建て替え パルコ入居」の記事中、「森トラスト」とあったのは「森ビル」の誤りでした。(2013/8/27 18:45)
J・フロントリテイリングは昨年子会社化した商業ビル運営のパルコと店舗開発で連携する。まず松坂屋上野店(東京・台東)の南館を建て替えて2017年秋にパルコが入居する。松坂屋銀座店(東京・中央)や大丸心斎橋店(大阪市)の再開発でもパルコのノウハウを生かし、手薄な若者客を呼び込む。
Jフロントは26日、松坂屋上野店南館の営業を14年3月に終了して建て替えると発表した。現在地上7階建ての南館は地上23階建ての複合施設となる。延べ床面積は約4万2000平方メートルの予定だ。
傘下のパルコが地上1~6階に入居する。両社が店舗開発で本格的に協力するのは初めて。加えてシネマコンプレックス(複合映画館)大手のTOHOシネマズ(東京・千代田)が7~10階に、12~22階にはオフィスが入居する。地下1階では大丸松坂屋百貨店が食品売り場を運営する。
松坂屋上野店の客層は現在50~60代が中心。映画館の併設や、都心部で商業ビルを運営してきたパルコが、20~30代が支持する衣料や雑貨のテナントを集めることで客層を広げる。
Jフロントは松坂屋上野店の本館も全館改装する計画で総投資額は約200億円。本館の改装は近く着手し、14年3月に完了させる。
6月末に閉鎖した松坂屋銀座店の跡地では森ビルなどと組み、複合商業施設を17年に開業する。商業部門の売り場面積は4万平方メートル。「パルコは入居しないが、パルコのノウハウを生かして人気の専門店を集める」(Jフロント首脳)構想だ。
Jフロントの関西の主力店である大丸心斎橋店も再開発を検討しており、集客力の向上にパルコのノウハウを生かす。
Jフロントは昨年8月27日にパルコを子会社化したが、この1年間の連携は人事交流や共同販促などにとどまっていた。パルコと店舗開発での相乗効果を追求し、16年度の営業利益を12年度比6割増の500億円に引き上げる計画だ。
J・フロントリテイリング、パルコ、松坂屋上野店、山本良一、大丸松坂屋百貨店、TOHOシネマズ、森トラスト、松坂屋銀座店、大丸心斎橋店
日経平均(円) | 13,388.86 | -70.85 | 30日 大引 |
---|---|---|---|
NYダウ(ドル) | 14,810.31 | -30.64 | 30日 16:38 |
英FTSE100 | 6,412.93 | -70.12 | 30日 16:35 |
ドル/円 | 98.13 - .18 | +0.08円安 | 31日 5:49 |
ユーロ/円 | 129.71 - .78 | -0.07円高 | 31日 5:48 |
長期金利(%) | 0.720 | +0.015 | 30日 16:27 |
NY原油(ドル) | 107.65 | -1.15 | 30日 終値 |
各種サービスの説明をご覧ください。