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争奪編 第一章 激動
第五十六話「マルク領の屋敷では」
「なんですって!?」

 マルク領の廊下でそんな大声が上がった。
 声の主はトリスである。マルク家の女中(メイド)長がそのように声を荒げることは極めて珍しい。
 きっかけは、短い黒髪の女中リサが何気なく口にした、

「さきほど出入りの商人が言っていたのですけど、ドミトリスさんがまた船を買い換えたそうですよ」

という一言である。リサは、遠い故郷を思ってか、船の話題になると興味を示すのである。
 屋敷の女中はリサのほうを心配そうに身守っている。
 トリスは厳格な女中長であるが理不尽な女ではない。おそらくリサがとんでもない失敗をやらかしたと思っていることだろう。
 小柄な蒸留部屋女中は、トリスの怒声を真正面から受け、目に涙を溜めて、ぶるぶると身体を震わせていた。森の黒リスのような少女は、恐怖のあまり倒れてしまうのではないかというくらい悲愴な顔つきをしていた。
 だが、いまのトリスにはリサを気遣う余裕すらない。いつも冷静沈着な女中長にしては珍しいことである。

(なんということ……)

 女中長は爪を噛んだ。
 こんなふうにトリスが苛立ちを露わにしたのは、幼いころにウィルが行方不明になって以来であろうか。

(なぜ、この情報がわたしの耳に入らなかったのか……)

 わざわざ遠方から来た商人から少し割高な物を買ってやるのも、情報を期待してのことである。
 レノスの街の中流階層には四人の女中を送り出している。定期的に手紙のやり取りまでしているのだ。
 そのような状況で、このような情報漏れなど起きようはずがない。

「サリ! レノスからの手紙を執務室に持って来なさい!」

 トリスがそう叫ぶと、背後から「は、はいっ!」と緊張した返事がした。
 双子の姉を心配して、様子を伺いに来ていると思ったのだ。

「リサ。べつにわたしはあなたに怒っているわけではないの」

 ようやくトリスは、腹心の蒸留部屋女中を気遣う言葉をかけてやった。

「ひっく。ひく。……こ、怖かった。ぐすっ」

「でも、良い子だから、ぐすぐす泣いてわたしを苛だたせないで頂戴ね」

「ひっ! は、はい!」

 リサは条件反射のように泣き止んだ。この少女は泣くなと命令すれば、ぴたりと泣くのをやめるのであった。
 いけない。神経がささくれ立っている。トリスは、ひとつ吐息をつき、目を閉じる。
 女中長の頭脳が、ゴリゴリと音を立てるかのように目まぐるしく回転をはじめた。
 かっと見開くと、

「リサ! いまから言う人間を集めてちょうだい」

四人の女中の名を告げた。

「は、はいっ! 直ちに!」

 リサはぴんと背筋を伸ばして返事をし、すぐさま走り出す。
 トリスは、かつかつと執務室に向けて歩き出した。
 元々、ウィルというのはとてもとても頭の良い少年である。
 乳母として家庭教師として女中長として間近に身守ってきた欲目もあるかもしれないが、トリスは心からそう思っていた。教えたことは、砂に水が染みこむように吸収し、王立学院では首席まで取ってしまった。
 特に、この身体を少年の筆下ろしのために提供して以来、屋敷の主人としてのウィルの成長には目を見張るものがある。
 トリスは、昔からウィルのことが好きすぎて仕方がない。
 自分の言うことを何でも素直に聞いてくれる少年の実直さが(あい)らしくて(たま)らない。そして、ときどき利かん坊のように暴走し、自分の制御を離れてしまう少年がもどかしくも(いと)おしくて仕方がない。
 毎日、主人のことを想うだけで、この身体は濡れてしまう。見ているだけで疼いて仕方がないのだ。
 少年に性の喜びを植え付けようとしたら、この男日照りの身体は完全に性の喜びを思い出してしまった。ミイラ取りがミイラになったような心境である。
 男子三日会わざれば刮目して見よ。
 ウィルがさらに成長するのを見るために、ついには旅にまで出してしまった。
 これでも断腸の思いなのである。数日逢わないだけなのに男断ちをするような苦しさすらある。
 ソフィアがいれば、大抵の身の危険は避けられるだろう。そしてマイヤも機転が利く。もし偶然、暴漢に絡まれても命を落とすようなことはまず無い。それがトリスの計算であった。ウィルの器なら首尾良くやり遂げるであろうと。
 だが、それもこれも、こちらの存在に気づかれていないという前提があってのことなのだ。
 リサの話を聞く限りにおいて、ドミトリスというのは国で一番の大金持ちであろう。
 商談のたびに船を買い換えるなど途方もない財力である。下手をすると他国を侵略できるくらいの軍隊を組織することすらできるかもしれない。
 そうなると、一騎当千の銀狼族の神子であろうと数の力の前には無力である。そして時代の変化にも無力である。国一番の金持ちならば、最新式の銃器をもっていないほうがおかしい。
 レノスの街にウィルを向かわせるなど、虎の顎門(あぎと)のまえに主人を差し出すも同然である。

(わたしは、なんという愚かな女だ……)

「トリス様。手紙を全て持ってきました!」

 執務室の扉を肩で押し開けてサリが入ってくる。
 両手に抱えた手紙を執務室の机のうえに、ぶちまけた。
 内覧会後に、十一人もの家政女中を手放したトリスは、完全に仕事をオーバーフローさせていた。
 手紙は大雑把に目を通すだけに留めて、ギュンガスに返事を代行させていたのである。生来の手紙魔であるギュンガスは、女中の愚痴混じりの手紙を、文句一つ言うことなく処理してくれていた。この上もなく上手く仕事をこなしてくれているように見えた。
 そこで、もの凄い速度で手紙の文面を追っていたトリスの目と指がぴたりと止まった。

(…………っ!)

 そこにドミトリスという名を発見したのだ。日付は、内覧会の二週間後。女中を引き渡した直後で一番忙しい時期である。
 あの男がその情報に気がついていなかったはずがない。意図的に隠蔽したのは間違いないだろう。元々がレノスの街に詳しい奴隷商人なのである。
 出入りの商人が気まぐれでドミトリスの名でも口にしようものなら、すぐにでも発覚してしまう隠蔽を行なう神経は信じられないが、とにかく、あの男は屋敷を去るまでの間、隠しおおせた。
 ギュンガスの目的は分からないが、一つだけはっきりしていることは、大人しくウィルの下につく人物でないということだ。
 まず、そこを見誤った。
 きっとウィルであればギュンガスを御しきれるだろうと、あまりの主人の可愛さに欲目が働いてしまったと言うしかない。
 実際、ギュンガスは鼻につく部分はあったものの、屋敷のなかでそれほど不審な行動をしているようには思えなかった。
 リサ・サリに行動を監視させたが、目についた不審な行動と言えば、髪を赤く染めていることと、私的な手紙を数多く出していることくらいなのだ。
 髪については黙認した。主人の役に立つくらい有能な手駒である限り、そのようなことにいちいち文句をつける必要がない。
 手紙は、定期的に中身を検閲していたが、問題になるような文面は見当たらなかった。
 ギュンガスの手紙は、歯の浮くような美辞麗句を並び連ねている。おそらくはその中に本人同士にしか分からない暗号のようなものが隠されていたのだろう。

          ☆

 屋敷の執務室に集められたのは、レベッカ、アラベスカ、ジュディス、シャーミアであった。

(四人……少ないわね)

 執務室に集まった女中を見渡して、トリスは心のなかで、そっと溜息をついた。
 人材が不足している。
 元より屋敷の女中の、職務外の能力不足を嘆くこと自体、理不尽な話とは分かっているが、それでも嘆かざるをえない。
 フローラやリッタ、イグチナやブリタニー等、主人の役に立ちたいと願う女中はいくらでもいるが、残念ながら彼女たちの能力は非常時にあまり役に立たない。いくら顔立ちが整っていても、彼女たちは良くも悪くも普通の女性なのである。

(もっとアクの強い女たちが必要ね。シャルロッテで女王蜂を競い合ったような……せめてロゼがここにいれば……)

 そう思いかけてトリスは軽く首を振った。いまある手札で問題に対処しなくてはならない。
 その後のことは、目の前の問題を解決してからの話である。

「非常事態ってわけね。ウィルは無事なのかしら」

 金髪をかきあげながら、レベッカがそう訊ねた。

「ただ事じゃない雰囲気なのは分かるけれど、なにかあったのかい?」

 赤毛で大柄な体格のジュディスがそう問いかけた。
 トリスのピリピリとした雰囲気は伝わっていた。
 一方の、アラベスカとシャーミアは、この場に連れてこられたことに少し困惑の表情を見せていた。

「わたしはこれから屋敷を離れてレノスの街に向かいます。ご主人さまに合流する予定ですが、戻ってくるのがいつになるかは分かりません」

 トリスの言葉に、集まった一同が息を呑んだ。

「つきましては、レベッカ。わたしの不在時に、あなたには女中長代理をお願いしたいのです」

「えっ? わたし?」

 いきなりの指名にレベッカは目を丸くするしかない。

「ほかに誰が良いかと訊かれると困るのだけど、わたしは屋敷の維持管理をどうすればいいかなんて、帳簿の上のことくらいしか分からないわ」

「いま屋敷で心配なことは二つあります。屋敷の外の勢力に陥れられないかという政治的な問題と、外部から襲撃されないかという物理的な問題です。レベッカ、あなたは元子爵家当主です。あなたには屋敷の政治的な問題への対処をお願いしたいのです」

 トリスの言葉に、レベッカは納得したかのように口を大きく開けた。

「ああ、なるほど。わたしは対外的なことを担当して、本来の女中長として屋敷の管理は姉さんに任せるというわけね……」

「あっ。それでわたしが呼ばれたのですね……」

 アラベスカは合点がいったように胸に手を当てた。大きな乳房に沈む。

「はい。家庭的なあなたなら屋敷を上手く取りまとめてくれるでしょう。王都のマルク伯爵と、その取り巻きの男性使用人も、元チルガハン夫人を無碍(むげ)に扱うことはできないはずです」

「わたしのほうは政治的というと、具体的になにをすれば――」

「王都の別邸に足を引っ張られないよう、うまく牽制してください。何よりもこの屋敷に外の勢力を近づけないこと。くれぐれもギュンガスの言葉に惑わされないように」

「え? あいつ……、もしかして裏切った!?」

 レベッカは、はっと青い目を見開き、机の上に散乱した手紙を見下ろした。

「そのとおりです。もうギュンガスになにかを期待しようとしてはいけません。もしわたしが戻らずとも、決してギュンガスを屋敷の中に入れないこと」

 トリスはそう念押した。

「まあ、あいつのことは嫌いだったから清々するんだけど。あの……」

 レベッカは恐る恐るそう切り出す。

「わたしも以前この屋敷の食客になっておきながらウィルを陥れようとしたことがあるのよね。そんなわたしを信用していいのかしら?」

 はっと部屋の空気が変わる。集まった女たちがレベッカのほうを向いた。

「一応、それだけは訊いておかないとね」

 レベッカは気まずそうにそう言う。

「問題ありません。あなたはご主人さまに抱かれた女ですから。主人に抱かれた女は主人に尽くすのが当然です。したがってあなたを疑う必要もありません。それがこの屋敷のルールです」

 トリスがそう言い切ったのだ。

「ぶ……な、なんか。そう肉体関係を露わにされると恥ずいわね。もしかしてあなたたちも……?」

 レベッカが横目で、他の女中を見ながらそう問いかけた。答えは訊くまでもなかった。
 大柄なジュディスは、胸の上で腕を組みながら、口を真一文字に結び、顔を赤くしていた。
 褐色の肌のシャーミアのほうは、顔の色こそ変わらなかったものの困惑した表情を浮かべていた。
 トリスの表情は特に変わらない。だが、副官のような存在であるリサ・サリがトリスの左右で顔を真っ赤にして、トリスのスカートの端を掴んでいた。
 ここにいる七人全員がウィルと肉体関係を持っているのである。

「わたしはあまり頭が回らないほうなので詳しい事情は分かりませんが、ご主人さまが心配ですわ……」

 アラベスカも顔を赤らめて頬に手を当て、ねっと言う感じでおっとりとそう呟いた。
 元チルガハン夫人にとって、主人という言葉は、チルガハン当主を意味していたはずだが、今ではすっかりウィルを意味するように変わってしまった。本人も不思議と違和感を感じていないようである。
 女中たちの様子を見て、トリスは優しく微笑んだ。
 頭の上からつま先に至るまで、情実にどっぷり浸かり込んだ女中がどうして主人に逆らえよう。
 主人の引く情の縦糸に理と利の横糸をうまく織り込ませるのだ。それがトリスの使命である。
 それは一篇の叙事詩のように壮大で美しいタペストリーを織りなしていくであろう。女中伝とでも呼ぶべきか。
 ウィルにとって、暴力という名の不条理は糸のほつれでしかない。ただ美しく織り上げられた情理があれば良い。
 トリスはそのように確信していた。

「ジュディス。あなたには屋敷の守備を任せます」

「マ、マジか……。物騒なことにはなってほしくないな」

 赤毛の女が憂鬱そうにそう言った。

「必要とあらば、馭者長や園丁長を動かしなさい。ご主人さまの代理として彼らに命令することを許します。いまのあなたになら任せられます」

 トリスはついに強権を発動して、屋敷の男性使用人に命令する許可を与えてしまった。

「うーん。たしかに馭者長の爺さんはいざというときに頼りになりそうだね……。ギュンガスなんかじゃなく、ああいういぶし銀のような爺さんをもっと雇ってくれたら良かったのに」

(う……)
 ジュディスの何気なく発した言葉が、トリスの胸にぐさりと突き刺さる。
 中途半端に使える男性使用人を複数置いておくよりも、飛び切り有能な駒を一枚置いておく方が、今後の王都の伯爵との関係上、有利に働くと判断したのだ。
 しかも主人のウィルはギュンガスを側近としておくことに、半ば以上本気で、嫌悪感を露わにしていた。これを大失態と言わずして、何と言おう。

「……?」

 不思議そうにジュディスは首を傾げた。

「あの、わたしはどうしてここに呼ばれたのでしょう?」

 そのとき、恐る恐るといった感じで、褐色の肌のシャーミアが手を挙げた。
 たしかにこの白銀髪の女は、元貴族というわけでもないし、屋敷の重要ポストを担っているわけでもない。第二洗濯女中に過ぎないのだ。

「屋敷の危機に対処できる人員が不足しているからです。屋敷の仕事以外にも頭が回るくらい有能で、なによりもご主人さまに抱かれている女中。そのことが選定の条件です。あなたもそろそろ自分の能力に見合った仕事をなさい」

 トリスの言葉に、シャーミアは、うっと喉を詰まらせた。
 このどこか砂漠のハーレムの女を匂わせる褐色の肌の女性は、美人であるだけでなく頭もかなりキレるのだ。
 控えめなのか、それとも世の中に斜に構えているのか分からないが、あまり目立つことを好まなかった。追えば逃げ水のように消える類いの女だと思っていたので、いままで無理に強いることはなかった。
 しかし、ウィルの女となったなら話は別である。せっかく能力のある女を遊ばせておく必要はない。

「どのような役割を果たせば良いですか?」
 ほとほと困り果てたようにシャーミアがそう言う。

「自分で考えて、あなたが最善と思う方法でレベッカとジュディスを助けてあげてください」

「分かりました……。諦めて最善を尽くします」

 シャーミアは微妙な言い回しをした。

「なにを諦めるんだい?」

 不思議そうにジュディスにそう訊ねられたが、シャーミアは首を傾げた。
 自分でもうまく整理のつかないニュアンスがあるらしい。

「とにかく文句はあとでご主人さまにお言いなさい。ベッドの上でなら話を聞いてくださるでしょう。レベッカ、これを受け取りなさい」

 そう言って、腰の鍵束を外し、レベッカに差し出す。
 じゃらりと権力の音がした。

「あとは任せましたよ」

「うう。自分で持つと重いわね。子爵家の当主をしていたほうがよほど気楽だったわ」

「そういうものです。女中とは主人を支える良き道具であらねばなりません」

 それはトリスの信念であった。

「ご主人さまは、抱いた女中になら全てを委ねられる。おまえたちのことを信じている。そう仰ってくれましたよ」

 女中長がそう言うと、その場にいた誰もが、はっと息をのんだ。
 こっそりとトリスは心のなかで舌を出す。似たようなことは言うかもしれないが、トリスの創作である。
 あの主人ならどれほど女中に心を寄せられようが潰れることはない。
 トリスは、自分の主人の器の大きさを、強欲さを心の底から信頼していた。
 女中長はお仕着せの上に外套を(ひるがえ)す。
 外出用の衣装に着替えるべきところだろうが、着慣れない余所行きのドレスだと動きづらくて仕方がないのだ。
 万が一のときに遅れをとるわけにはいかない。
 この女中服こそが、トリスにとっての肌の一部である。

「あれ? わたしいまベッドの上って言われて何の疑問も感じてなかった……すっかり場の雰囲気に飲まれてしまってるのだけど……」

 部屋の外に歩き出すトリスの後ろから、いまさらのように、そんなシャーミアの声が聞こえてきた。

「リサ・サリ、あなたたちはわたしの(とも)をなさい」

 かつかつと屋敷の廊下を歩くトリスの後ろを、慌てて小柄な双子姉妹が追いかける。

「馬車を使います。あなたがたはアレの準備をなさい」

 トリスは一瞬振り向くと、二つの鍵をひょいっと後ろに投げた。

「わ、わわ」「とっと」

 両手で鍵を受け取った双子姉妹は、ばっと左右の通路に別れて走り出した。
 鍵の一つは蒸留部屋の薬物庫に、もう一つは屋敷の武器庫に通じる。

「この不出来な女中長には、ご主人さま、手ずから罰を与えてもらわなくてはなりません」

 そう口にして屋敷の扉を両手で左右に開け放った。
 ここから先は、女中長の支配の及ばない屋敷の外である。
 そうすることは、ギュンガスや、ひょっとするとドミトリスという男の目論みどおりなのかもしれない。
 だが、それでもトリスは躊躇なく一歩足を踏み出した。すべては主人のために。
 女中長の出陣である――。


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