第2飛行隊夏季訓練検閲

 第2師団は、10月21日から24日までの間、名寄演習場を中心に北は、日本最北の演習場である稚内地区の鬼志別を含め広域に渡る隊区内各演習場において、第2飛行隊に対し、夏季訓練検閲を実施しました。

 本訓練検閲の目的は、展開地推進に引き続く広域にわたる戦闘支援等、飛行隊の一連の行動を道北一帯で実施し、今後の戦い方における任務遂行能力を検すること。

 状況間、広域同時複数の偵察任務においていかにして敵情を偵知し師団に寄与するかを企図とし、C4ISRシステムを適切に運用しFiCSを有効に活用して師団司令部並びに関係部隊との情報共有を図り、戦闘の推移に応じた適切な航空機運用により留萌演習場及び鬼志別演習場の航空偵察を行なった。特に、今回は民生品の測距機能付双眼鏡を活用し、発見した目標の正確な情報を迅速に把握することに成功し先進部隊の航空偵察を実践し緊急患者輸送等のあらゆる飛行ニーズも的確に行ない任務を完遂して旭川駐屯地に帰隊した。

       



 ▲ 円陣を組み厳しい検閲に臨む  ▲ 通信網を構成する通信手


 ▲ 測距機能付双眼鏡活用し飛行  上 患者の航空輸送
 下 調理中の隊員 


 ▲ OH−6ヘリコプターの離陸誘導  ▲ 展開地の警戒隊員


 
 ▲ 鬼志別演習場でのオートバイ空輸  



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