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地方
参院選 衛藤氏に投票も「0票」 高松市選管に有権者が抗議
2013.8.31 02:13
今年7月の参院選比例代表で、投票した候補の得票が選管の集計で「0票」になっているとして、高松市の有権者4人が30日、市選管に投票用紙の再点検を求める抗議文を提出した。
有権者が投票したとする候補は、比例代表で当選した自民党の衛藤晟一氏。市選管の山地利文事務局長は「個人的には不自然に思うが、正規の手続きを経て票は確定しており、制度上、市選管独自では対応できない」としている。
抗議文を提出した同市城東町の自営業、亀山巧さん(63)は「投票したのに0票だと知り、あ然とした。選挙への不信につながる」と憤りをみせた。
比例代表の選挙結果に異議がある場合、中央選管を相手取り30日以内に提訴することができるが、今回はこの期限を過ぎている。
衛藤氏は全国で約20万4千票を得て2度目の当選。平成19年の参院選では高松市で432票を獲得していた。
同市の開票作業では自動読み取り機で票を仕分け、目視で確認した後に計数機で票数を数えていたという。
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