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【社会】

福島第一 別タンクから1800ミリシーベルト

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 東京電力は三十一日、福島第一原発の原子炉を冷やした後の汚染水をためるタンクで、新たに四カ所で高い放射線量を計測したと発表した。最大値は毎時一八〇〇ミリシーベルトと、わずか一時間で一般人の年間被ばく限度の千八百年分に当たる極めて高い値だが、タンクの水位は下がっておらず、継続的に漏れている状況ではないという。

 東電によると、高い線量が確認されたのは、八月十九日に三百トンの高濃度汚染水漏れが見つかったタンクがある区域内の一カ所と、西側の区域の一カ所、北側の区域の二カ所の計四カ所。北側の二カ所については、既に同じ場所で漏れた痕跡が確認されていた。

 最も高い線量は、北側のうち一カ所で確認され、タンクの底部にある鋼板の継ぎ目付近で計測された。

 四カ所のうち三カ所までが、水漏れが疑われているのは底部付近。ボルト締め型のタンクでは、最も水が漏れやすいと指摘される部分にあたる。

 西側の一カ所は、二つのタンクをつないでいる配管下のコンクリート基礎の部分。基礎部に二十センチ四方の変色があり、配管の保温材ににじんだ水が漏れたとみられる。

 八月十九日の汚染水漏れ発覚時、漏れた水の表面近くでは、毎時一〇〇ミリシーベルトを超える放射線量が計測された。ここに一時間いれば、がんが発生するリスクが明らかに上昇する値に相当する。

 

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