大島てるを超えるか? 世界の「交通事故死者数」を可視化したサイト
先日の話になりますが、会社の後輩女子が「今度引っ越すんですけど、家賃が周辺物件と比べて安いんですよ。事故物件じゃないか心配です...」と言っていたので、「じゃあ『大島てる』ってサイトで調べられるよ」と言ったらドン引きされた筆者はこちらになります。リテラシーも、相手によって使い分けられるようになりたいものです。
さて今回紹介するのは、世界の交通事故死者数をインフォグラフィック風の世界地図にまとめたサイト。ソースは世界保健機構(WHO)の「global status report on road safety(2013)」。このサイトによれば、世界の交通事故死者者数は年間124万人にのぼり、2030年には年間360万人になると予測されているそうです。しかも世界の交通量の50%を貧しい国々が占めており、世界の交通事故死者数の実に9割がそれらの国々で起こっているとのこと。
この世界地図を見てみると、たとえばアメリカは10万人あたりの交通事故死者数は11.4人。イギリスは3.7人、ドイツは4.7人、フランスは6.4人となっており、先進国の中でもアメリカが突出して多いことがわかります。死亡原因の70%が「自動車による事故」と表示されているのも特徴的です。
日本を見てみると、「自動車による死者数」よりも「歩行者による死者数」のほうが多いことがわかります。この歩行者に人身事故による死者が含まれるのかは不明ですが、ほかの国と比較しても、これは日本に見られる特有な傾向です。
世界全体を見ると、10万人あたりの死者数が30人を超えている地域は、南米や中東やアフリカのほうが比較的多くなっています。このサイトは「交通事故死者数」という観点から世界を眺められる貴重な資料になりうると思います。
(近藤恭介)
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