福島汚染水漏れ:バイパス井戸から900ベクレル
毎日新聞 2013年09月01日 01時13分(最終更新 09月01日 01時16分)
東京電力福島第1原発でタンクから高濃度の汚染水300トンが漏れた問題で、東電は31日、タンクの海側にある地下水バイパス用の井戸から1リットル当たり最大900ベクレルのトリチウム(三重水素)を検出したと発表した。今回のタンクからの汚染水漏れとの関連を調べている。
福島原発では地下水は山側から海側に向かって流れている。汚染水が漏れたタンクから海側約100メートルにある地下水バイパス用の井戸2カ所を調査した結果、1リットル当たり300〜900ベクレルのトリチウムが検出された。
汚染水は地下水が原子炉建屋に流入して発生している。地下水バイパスでは、流入前に井戸をくみ上げることで汚染水の発生を抑制することを目指している。【渡辺諒】