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大阪市公募区長、女性職員にセクハラか 「介抱するために触った」と釈明
2013.8.31 18:38
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大阪市の公募で昨年8月に就任した民間出身の男性区長(54)が区役所の女性職員に体を触るなどのセクハラ行為をした疑いがあることが31日、市関係者への取材で分かった。セクハラ行為と認定されれば、市は懲戒処分する方針。区長は産経新聞の取材に「酒に酔った職員を介抱するために触った」などと説明し、「セクハラの意図はまったくなかった」と釈明している。
橋下徹市長が市政改革の目玉として昨年、公募区長制度を導入したが、不祥事やトラブルが相次いでおり、批判を集めそうだ。
関係者によると、区長が昨年、飲食店内や電車内で女性職員の体を触ったり、好意を持つような発言をしたりしたという訴えが、女性職員から寄せられた。市は今年8月29日、区長に事情を聴いた。
区長の説明によると、昨年秋ごろ、飲食店で開催した区役所の飲み会で女性職員が泥酔。区長は女性職員の酔いをさますためにほかの職員と一緒に別の飲食店に移動し、介抱するために額や背中を触ったとしている。電車内で体を触った記憶はないという。
同じ時期、この職員と2人で仕事で外出する際、ほかの職員の前で「昼下がりの情事だよ」と発言したが、「冗談のつもりだった」という。
区長は「今後は誤解を与えるような言動は避けたい」と話している。
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