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猪瀬知事 五輪招致に影響出ないよう説明8月30日 19時18分
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東京都の猪瀬知事は、東京電力福島第一原子力発電所でタンクから高濃度の汚染水が漏れた問題が2020年夏のオリンピックの招致に影響するのかどうか記者会見で聞かれたのに対し、東京の放射線量が安全なレベルであることを示したデータと文書の英語版を30日からホームページに公開し始めたことなどを紹介し、影響が出ないよう説明に努めていく考えを示しました。
福島第一原発でタンクから高濃度の汚染水が漏れ、海に流れ出たおそれがある問題については、安倍総理大臣が「政府を挙げて全力で取り組んでいく」などと述べ、政府が前面に出て事態の収拾に当たる考えを示しています。
東京都の猪瀬知事は30日の記者会見で、この汚染水の問題が来月8日に開催地が決定する2020年夏のオリンピックとパラリンピックの招致に影響するかどうか聞かれたのに対して、「東京の放射線量はニューヨークやロンドン、パリと変わらず、それをデータとして公開していることが非常に重要だ。
食料品も出荷や入荷の際にチェックし、水道も毎日データを公開していて全く安全である」と述べました。
そのうえで、東京や世界の主要都市の放射線量のデータと説明する文書の英語版を30日から東京都のホームページに公開し始めたことを紹介し、招致に影響が出ないよう海外向けに説明に努めていく考えを示しました。
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