蹴球探訪
5・15 J誕生20年 ラモス氏に聞く 満員の国立「幸せ感じた」(6月3日)
トップ > 中日スポーツ > モータースポーツ > ニュース一覧 > 8月の記事一覧 > 記事
【モータースポーツ】【WRC】ソルドが念願の初優勝2013年8月27日 1時31分 第9戦ドイツラリーDAY4
【トリアー(ドイツ)古賀敬介】世界ラリー選手権(WRC)第9戦ドイツラリーは25日、当地で2カ所のSS(スペシャルステージ=競技区間)のDAY4(SS15、16)を行い、WRC参戦11年目、107戦目を迎えたダニ・ソルド(シトロエン)が念願の初勝利を挙げた。2位のティエリー・ヌービル(フォード)と0.8秒差で挑んだ最終日に猛アタック、マッチレースを制した。WRC9連覇の偉業を達成したセバスチャン・ローブのチームメートとして長らく陰に隠れた存在だったが、ついに日の当たる場所に立った。 最終日に残されたSSは2カ所のみ。ブドウ畑の中に設定された24.58kmを2度走るだけだったが、1本目でトップタイムを記録してその差を3秒に広げたソルドが、2本目は2番手ながら、ライバルの自滅もあって初勝利を手にした。 「ヌービルとの素晴らしいバトルの末に初めての優勝を決められて本当にうれしい。今日のスタート前は大きなプレッシャーを感じていたが、ステージを全力で攻め、結果的にヌービルのミスを誘うことができた。とても満足のいく結果だが、これからもっともっと勝ちたい」と、ソルドは納得の笑みを浮かべた。 30歳のスペイン人、ソルドは長年シトロエンでローブのチームメートとして活躍、大エースのタイトル争いを援護し、シトロエンのマニュファクチャラーズタイトル獲得に貢献してきた。ターマック(舗装路)ラリーを得意とするも勝ち星には恵まれず、これまで20回も2位を獲得しながら優勝はなかった。それだけに、通算35回目の表彰台でつかんだ初勝利は格別だったろう。 今年は不振続きで、シトロエン放出のうわさも絶えなかった。さらにWRC2で戦う元F1のR・クビサの昇格がまことしやかにささやかれる中で勝ち取った初勝利は、崖っぷちに追い込まれたソルドの逆襲を強くアピールしたはずだ。 PR情報
おすすめサイトads by adingo
|