2013年08月25日

千日前、千日前、福島、静岡

/金久右衛門道頓堀店@なんばにて金醤油らーめん(半玉)/法善寺しあわせラーメン花丸軒難波・法善寺店@なんばにてしあわせラーメン/ラーメン人生JET@福島にてすりおろし玉ねぎの辛味噌つけ麺/横浜家系ラーメン清六家静岡両替町店にて極み鶏750円/

 今日は福島で一杯食べてから帰京する、東京に帰るワケじゃないので帰神ではあるけれど。
 全く急がないけれども早めにカプセルホテルをチェックアウトし、どこで朝ごはんを食べるか、今日は千日前まで行ってみるか。
 10分くらい歩くのかな、雨が厳しいのでアーケードがある通りは助かります。

 そして再び来てしまった金久右衛門道頓堀店@なんばホームページ)、朝の7時半では外待ちゼロです。
 大阪のラーメン事情は全く分かりませんけど、どうしてこの千日前商店街に24時間営業のラーメン屋が集結しているのでしょうか。
 北側から四天王、金龍、東大、神座、金久右衛門、花丸軒、24時間営業ではないけど作ノ作、大龍軒も同じ通り。

 店外の券売機で食券を買う方式、金久右衛門は醤油ラーメン専門店ですがトッピングバラエティーに走らずに「金醤油」「紅醤油」「黒醤油」「大阪ブラック」「なにわブラック」と、タレとスープのレパートリーで勝負、大阪では裏メニューの草分け的なお店。
 前回は大阪ブラック、今日はどれにしようか、朝限定の朝ラー的なメニューがあるとぴったりなのですが、、、、おお、そうですか。

 それにしても券売機の表記に英語もあって、親切なのだろうけど日本人には読みにくいな。
 店内に入って貸し切りかと思ったら先客2人、カウンターのみで厨房に向かって11席、壁に向かって7席、以前は地下もあったけどまだあるのかな。

 壁に貼り出された「金久右衛門の食べ方」を全部読み終わらないウチに金醤油らーめん(半玉)550円、半玉は女性やお子さん向けですが「のみ」ではないので頼んでみました。
 関西以外の人が抱く大阪のラーメンのイメージとは全く違う、丼の底まで見える透き通った醤油ダレベースのスープ、このスープが美味しいんですよ。
 今ではこんなに美味しいけど、ここまで来るには色々あったらしく、でもまあ今が良ければそれでいいじゃないですか。

 麺は太麺と細麺から選べますので太麺、このスープにあうぎりぎり太いむっちりとした麺、美味しいですねぇ。
 半玉であってもトッピングは手抜きがないようでバラ肉の巻チャーシュー、ぶっとい柵メンマ、青ネギ、特に柵メンマが美味しかったなぁ。
 スープも半分でしたが、スープまで飲み干してご馳走様でした。

 お店を出るとまだ8時、さてさてまだ時間はタップリあるので30分ほど時間を置いて法善寺しあわせラーメン花丸軒難波・法善寺店@なんばホームページ)、待っている間で一番多く人が出入りしていたので、その理由が知りたくて。
 店先にメニューが掲げられているので充分検討してからの入店、ちゃんと調べたわけではありませんけど、東京風に言えばムジャキフーズ系風、ショップコンセプトはしっかりしています。

 メニューは豚骨スープで醤油と塩、チャンポンもあるけど誰も食べていなかったのでどんなのかは分かりません。
 店内に入ると奥に長いL字カウンター15席に2人掛けテーブル1卓、適当な空いている席に座ります。
 受け取ったお冷やの返しでオーダー、トロコツという一頭の豚から僅かしか取れない貴重な肉をウリにされていますが、24時間営業でガンガン売ったりしたら品薄にならないのだろうか。

 まあ、私ごときが心配する話ではないな。
 卓上にはゆで玉子が積まれていて、お一人一つでどうぞ、と無料サービスに見えてラーメンの値段に入っていると思うのが普通ですよね。
 キムチも食べ放題とのことですが、今日のところは諦めました。

 程なくしてしあわせラーメン700円、板海苔に大吉とはなんと幸せなラーメンなのでしょう。
 きりっと締まった味わいの醤油ダレにごく普通かどうか分からないけどごく普通の豚骨スープ、幸せになるために背脂がたっぷりと掛かっています。
 つるんとした多加水中細麺はとても食べやすく、なるほどこの辺が繁盛している理由なのかも。

 チャーシューの位置付けのトロコツはとても柔らかく、一本まるごとトッピングされているメニューを頼む気持ちも良く分かります。
 他にはなると、メンマ、薬味ネギ、そして大吉と印刷された板海苔。
 スルッと食べてしまってご馳走様、ひっきりなしではないけどぽつりぽつりとお客さんが出入りしています。

 さて、今日も福島に行くわけですが、一円も変わらないのに御堂筋線のなんばから梅田、大阪から環状線で福島、晴れていれば歩いても良かったのですが、既に大雨。
 いったんお店まで行って開店準備中を確認し、戻ってきてコーヒーショップで開店を待ちます。
 お店の店先が見える場所だったら開店まで粘るところですが、全く見えないので30分前にお店に向かうも大雨。

 おーい、今日帰れるのか心配になってきたぞ。
 それでも開店時刻になるとどこからともなくお客さんが現れて3番目、ちょうどいいかな。
 ラーメン人生JET@福島(大阪市福島区)、きんせいグループのお店だったか、グループ卒業店だったか、まあ、そんな感じ。

 どちらかと言えばゆったりめの店内なのに、カウンターのテーブルは奥行きが狭く、ハイチェアだし、いい店だと思うけどもったいないな。
 そのカウンターは厨房に面して6席、真反対の壁向きに4席、テーブル席は4人掛けが2卓。
 メニューを見て何を食べたらいいんだっけ、と思い出そうとしましたが、元々なにも考えていないことに気づき、何となく限定メニューにしました。

 店主さんと思われる方から「出来上がりが前後します」と説明があるあたり、さすがはきんせいグループですね。
 つけ麺の場合、麺皿(麺丼)とつけ汁とどちらを左に置くかですが、和食では汁物が右と決まっているけど、つけ麺の場合はどうなんだろう。
 人によって利き手が違いますし、食べ方も違いますけれど、箸を右で持ったら、右の麺皿から麺をすくって左のつけ汁に浸けるのが食べやすいのではないだろうか。

 10分ほど待ってすりおろし玉ねぎの辛味噌つけ麺850円、平たい麺皿では置ききれないのでラーメン丼なのでしょうか。
 つけ汁は濃度、粘度より旨さ優先で「ウチのつけ汁を『またおま系』とは呼ばせない」美味しさ、ほどよい味噌味、山椒が利いていました。
 麺は綺麗に揃えられていましたが揃えるのに時間が掛かったようでかなり水気が落ちてしまい、持ち上げると麺と麺がくっついていて食べにくくなっています。
 お冷やをレンゲ一杯分掛けてから手繰っていただきました、麺自体は店外の大雨を忘れるほどの美味しさ。

 分厚いチャーシュー、細切りメンマ、うずらの卵の板海苔、どれもとても美味しくて、大つけ麺博で食べられるのが今から楽しみです。
 隣の人も同じメニューで、店員さんとの「申し訳ありませんが、割りスープは用意していないんです」との受け答えを盗み聞きし、何食わぬ顔で少し多めにつけ汁を頂いてご馳走様でした。
 割りスープは全てのつけ麺で無いのか、この味噌つけ麺だけ無いのかは分からないけど。
 食べ終わって会計すると「どちらからいらっしゃったのですが」と声を掛けられ、しばしお話しをしてからお店を後にしました。

 雨は上がっていましたが、環状線に乗ると電車が停まっていて、高槻止まりでさえ30分遅れ。
 急いで帰る必要ないないけど帰れないのでは話にならないので、新大阪から名古屋までショートカット。
 新幹線は早くて便利だけど高い、全行程使うのはもったないな。

 名古屋で乗り換えるには一番端から端まで歩く必要があり、じゃあもう一駅乗って三河安城にすると駅が違うほど離れているし、豊橋も端から端まで歩かなければなりません。

 浜松行きの特別新快速、30秒間に合わなかった。

 で、夕方になってお腹が空いてきたので静岡駅下車、雨が降っているから地下街を歩くと奥の方にラーメン屋があるけど、どうしても入る気になれず。
 しかしして、横浜家系ラーメン清六家静岡両替町店、店先の豪華さから当然ホームページがあるかと思って探しましたが、見つからず。

 ラーメン食べ歩きを始めたばかりなので「清六家」の読み方が分からず、券売機の左手の壁に「静六家 直系家系図」なるポスターあって、顔を近づけて見ると「SEIROCK−YA」とふりがなが振ってあります。
 なるほどセイロックか、六は壱六家を想像させますが、清は何だろうか、調べた限りで茨城を拠点とするチェーン店のようです。
 券売機のボタンは左から豚骨醤油、豚骨塩、豚骨味噌、鶏白湯、中華そばとちょっと家系ラーメン屋とは違うみたい。

 ものは試しと限定っぽいメニューのボタンを押し、空いているカウンター席へ座って店員さんへ食券を渡しました。
 カウンターが9席に6人掛けテーブル一つと、効率的に店内を構成されているとはとても思えません。
 店内には大きく「麺の茹で加減、油の量、タレの量」のお決まりのプラ板がありましたが、特に聞かれることなく。
 卓上の調味料はとても家系ラーメン屋とは思えないラインナップで、途中で味変をする気にはとてもなりません。

 程なくして極み鶏750円、「途中でレモンをしぼってお楽しみ下さい」と声を掛けられましたが、それならばレモンは別皿がいいな。
 多くの揚げニンニク、水菜、青ネギ、メンマ、チャーシューなどがトッピングされて、スープだけ純粋に味見することは難しいですし、意味がないんじゃないかと。
 麺をがさっと二、三度持ち上げて全体を混ぜて食べてみると、見栄えほどではない鶏ガラの味わい、何でも濃ければいいと言うことは無いけど、それなりの濃さはないとな。

 太い平打ち麺は程よい茹で加減でスープとちょうどいい感じ、他のメニューは違う麺を使っているようです。
 大きなバラ巻きチャーシューは中々の味わいで、他の野菜のトッピングはスープと共に味わう感じです。
 途中でレモンをしぼって味変、て程でもないか、スルッと食べてしまってご馳走様でした。

 駅まで歩いて戻り、熱海、小田原で乗り換えて帰宅。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
>それにしても券売機の表記に英語もあって、
>親切なのだろうけど日本人には読みにくいな。

非英語圏の国に旅行すると英語表記がとても
ありがたく感じることがあります。ふらわさんに
そういう経験があっても同じことが書けますか?

ふわらさんって、お店側が細かい配慮でやっている
ことでも自分の邪魔になることは全否定ですよね。
子どもみたいです(笑)
Posted by 彌生 at 2013年08月30日 22:45
彌生さん

 コメントありがとうございます。
 非英語圏の国に旅したら私もありがたく感じると思います。
 何事もTPOじゃないのかな、ただでさえ小さい券売機のボタンに、日本語と英語を併記しなくていいんじゃないのかな。
Posted by ふらわ at 2013年08月31日 00:11
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