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米特使に「拉致問題解決働きかけを」8月28日 21時3分
古屋拉致問題担当大臣は、30日から北朝鮮を訪れるアメリカのキング特使と内閣府で会談し、北朝鮮側の高官と接触する際は、拉致問題の解決を働きかけるよう要請したのに対し、キング特使は「必ず日本の主張を伝える」と応じました。
北朝鮮の人権問題を担当しているアメリカのキング特使は、北朝鮮が身柄を拘束したあと体調を崩して入院している、韓国系のアメリカ人の釈放を求めるため、30日から北朝鮮を訪問することにしています。
こうしたなか、古屋拉致問題担当大臣は、28日午後、キング特使と内閣府で会談しました。
この中で古屋大臣は、北朝鮮による拉致問題の解決に向けたアメリカ政府の取り組みに感謝の意を伝えたうえで、「今回の訪問で北朝鮮側の高官と接触する際は、拉致問題の解決を働きかけてほしい」と要請しました。
これに対しキング特使は、「北朝鮮による拉致問題は重大な人権侵害であり、憂慮している。北朝鮮側と接触する際は必ず日本の主張を伝える。引き続き日米間で緊密に連携していきたい」と応じました。
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